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ドラム・セットの構成:タムタム

主にフィルイン(基本的なリズムの切れ目などに入れるフレーズ)などに使われるドラムです。大きめのタムでスタンドを付けて床に置くものを「フロア・タム」「バス・タム」と言います。バス・タムと呼ばれるとおり、低い音程を出すことができます。フロア・タム以外をタムタムと呼びますが、小さめのタムを「ハイ・タム」、大きめのタムを「ロー・タム」と呼びます。また、中間のタムを「ミッド・タム」あるいは「中タム」と呼びます。タムタムはアタック重視のサウンドで音程がつけやすいため、よりメロディアスなフレーズを叩くのに向いています。

タムは通常、表面のヘッドと同様に裏面にもヘッド(裏ヘッド)が張ってありますが、裏ヘッドをつけずに使用することもあります。裏ヘッドがないタムは、あるタムよりも余韻が浅くなります。裏ヘッドをつけないタムは、メロディック・タムで使われることが多いです。

タムタムのサイズ・バリエーションは豊富で、口径は8~16インチ、フロアタムだと14~18インチとなります。深さはメーカーにより異なりますが、標準、深胴、超深胴の3種類はだいたいそろっています。胴が深くなると音は太く、深みを増し、浅くなるとシャープでキレのよいサウンドになります。

タムは、通常バスドラとセットで揃えることになるので、材質も深さもバスドラと統一する場合が多くなります。バスドラがウッドならタムもウッド、バスドラが深胴ならタムも深胴という具合です。種類の違う組み合わせをしたい場合は、バスドラの上にタムをセットできるか確認しましょう。

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