モデリングの雄ならではの圧倒的な描写力

LINE 6/POD HD500

取材&文:山本彦太郎/撮影:星野俊   情報掲載日:2012/01/10この商品を探す

これまでの10倍もの情報量を持つHDモデリング・テクノロジーを採用した、Line 6の最新マルチ。ワウは計8種類を内蔵しているが、ヴォックスV847を模したモデルが2種、Cry Babyを下敷きとしたモデルも2種というこだわりようだ。エフェクト位置の変更も簡単で、斬新なサウンドが発見できるかもしれない。

LINE 6/POD HD500 デモ演奏 by 手島いさむ

Teshima's Impression

目をつぶって弾いたらマルチだってわからない

 これもモデリングで、Line 6のオリジナルも含めて8種類のワウが入っています。一番王道なのはCry Babyを元にしたWeeperかな。ペダルの反応も良く、小刻みに踏んでも音がポタポタ落ちる感じをしっかり出してくれて良かったです。高域も耳に痛くないし、低域も程良い。ヴォックスを再現したChromeやColorsoundのColorfulなども良かったんですけど、ちょっと低域が広くて音が潜り気味に感じました。もちろんソロとかを弾く時には全然問題ないですし、クオリティは高いですよ。目をつぶって弾いたらマルチ・エフェクターだってわからないですし、音の出方やかかり方も自然。奇抜な感じはなく、ワウとしてしっかりしているし、ちゃんと単体機の音がしますよ。このへんは流石PODという感じです。

 

 

 

 

 

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