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エレキギターの種類
ひとくちに、エレキギター(エレクトリック・ギターとも言います)といっても、様々な種類があり、それぞれ構造や形などが異なっています。 まずは、エレキギターにはどんな種類があるのかを見ていきましょう。
構造による分類
エレキギターをボディの構造別に大きく分けると、以下の3種類になります。構造の違いにより、サウンド・キャラクターが変わります。
ソリッド・ギター
空洞のないボディ構造をもつ、エレキギターのこと。エレキギターといえば、ほとんどの場合このタイプのギターを指す。サウンドキャラクターは、シャープで引き締まった感じ。ボディに空洞がないので、ハウリング(*1)を起こしにくく、大音量を出すのに向いている。
ギブソン レスポール
フェンダー ストラトキャスター
フル・アコースティック・ギター(フルアコ)
フォークギターなどのアコースティックギターのように、ボディ内部が空洞になっており 、厚さもあるボディタイプのギター。 サウンドキャラクターは、ソリッド・ギターとは異なり、甘く艶やかなもの。アコースティックギターのように、アンプを通さない生音(なまおと)でも、豊かな響きが得られる。 ボディに空洞があるため、ハウリングを起こしやすい。
グレッチ 6120
セミ・アコースティック・ギター(セミアコ)
ソリッド・ギターとフルアコの中間的な存在。 サウンドキャラクターは、ソリッド・ギターのシャープな部分と、フルアコのマイルドな部分を兼ね備えている。 そのサウンドキャラクターから、フュージョン系のギタリストに使われることが多い。 フルアコと違い、ボディ内部は完全な空洞ではなく、ボディ中央部に木材が詰められているものが多い。
ギブソン ES-335
以上のように、エレキギターには3種類のタイプがあります。
どのタイプを選べばいいのだろう?と迷ってしまったら、まずはソリッド・ギターから始めることをお勧めします。 ソリッド・ギターに比べ、ボディサイズが大きいセミアコ、フルアコは、初心者には弾きにくく感じるかもしれません。
次のページでは代表的なソリッド・ギターの種類について説明します。
解説
- *1 ハウリング
- スピーカーから「キ~~ン」という音が出ることで、大多数の人は耳障りに感じる音(中には恍惚の表情を浮かべる人もいるかも?) カラオケや学校の朝礼でもよく起こる現象で、体験したことのある人も多いでしょう。
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