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LESSON1:デジタルピアノの選び方

置き場所を選ばない、2つのタイプ

 デジタルピアノには、さまざまなタイプや機能があります。形状で見てみると、アップライトピアノのような「キャビネットタイプ」、鍵盤部分のみで持ち運びも便利な「スタイリッシュタイプ」の2つに分けられます。※タイプの呼び方は、メーカーなどによって異なる場合があります。

キャビネットタイプ

キャビネットタイプ

 アコースティックピアノと同じ88鍵仕様で、ペダルが足(台)に固定されたタイプ。ほとんどが、アコースティックピアノよりサイズも小さく軽量なものが主流です。スピーカーが内蔵されているので、電源さえ確保すれば鍵盤を叩くだけで音が鳴ります。鍵盤に親しみたいビギナーさんの最初の1台としても。

スタイリッシュタイプ

スタイリッシュタイプ

 キャビネットタイプから足(台)とペダルを省略した、よりコンパクトなタイプ。ライブなどで使われることも多いため、ステージピアノと呼ばれることも。スペースの確保が難しかったり、持ち運びたい人に。スピーカー内蔵型と、スピーカーやアンプが別途必要なタイプと2種類あります。オプションでスタンドをつけることも可能。

機能も充実!本物さながらの音質が再現できるモデルも

 デジタルピアノのメリットは、ヘッドフォンを使えば周囲を気にせず好きなときに演奏を楽しめること。最近では音質もますます向上し、タッチの強弱はもちろん、音の伸びから消音するまでの繊細な音色の変化まで、アコースティックピアノレベルを再現しているものも。また、録音、自動演奏など便利な機能もたっぷり。価格は10~50万円前後とばらつきがありますが、中には新品でも3万円台で手に入るものもあり、ピアノに慣れ親しむための最初の1台としても◎です。もっとお得にピアノを購入したい人は、中古も選択肢に入れてみては。

その他に、こんな便利な機能も!

□ヘッドフォン端子付き
□録音が簡単にできる
□ピアノ以外の音色が選べる
□エフェクターを使っての演奏が楽しめる
□メトロノーム機能付き
□内臓曲を使ってレッスンできる