- デジマート・マガジン
- 製品動画
- RS Guitarworks / Contour Bass '54
初期型プレベとジャズベをミックスしたRSギターワークスによる個性派レリック・ベースがリリース！
RS Guitarworks
Contour Bass '54
卓越したレリック技術で知られるアメリカの楽器メーカー、RSギターワークスよりCountour Bassの最新モデルが登場した。本器は初期型プレシジョンがリリースされた1954年にジャズ・ベースがデザインされたら……というコンセプトで作られたモデル。当時のモデルであった、アッシュ・ボディ＆ワンピースのメイプル・ネックにコンターのないオリジナル・プレシジョン・ベースを元に、ジャズ・ベースのシェイプを施し、カスタムされたリンディ・フレーリンの初期型Pタイプのピックアップを２基載せて、コントロールは60年代初期のジャズ・ベースと同じく２ボリューム、２トーンという……初期型プレベとジャズべをミックスした個性的なモデルだ。もちろん54年を再現すべく、R&Sらしくボディや指板には塗装割れや剥げなど、丁寧にレリック加工が施されている。見た目からどんなサウンドがするのか想像が付きにくい本器、どんな音がするのか早速試してみた。
鳴らしてみると初期型プレシジョン・ベースらしい芯のあるサウンド、だが、２つのピックアップを混ぜることでジャズ・ベースのように、艶のある立ち上がりの良いトーンも得られる。いずれにしても絶妙な乾き感のあるビンテージ・サウンドが素晴らしい。フロントをメインで使えば昔のR&Bのような低音、リア主体ならジャコのような立ち上がりの早いトーン、ミックスしたときのブライトなキャラクターはスラップにもピッタリ。ビンテージっぽい適度な減衰感がありつつも、サステイン自体は長いので、バラードなどのロング・トーンにも向くだろう。50年代となればネックはVシェイプかと思いきや、そこは薄めのCシェイプを採用しており、今のフェンダー・ベースとの違和感もほとんどなく、演奏性も非常に良好だ。見た目は個性的だが、オールラウンドに向くポテンシャルを持った一本だ。
-
ピックアップにはカスタマイズを施したリンディ・フレーリンの初期型Pタイプを搭載。ブリッジはウィルキンソン製でサドル部分はブラス素材となる。
-
60年代初期のJBを意識した同軸２連タイプのボリューム／トーン・ノブを採用。
-
弦は裏通し仕様。ボディ裏には塗装割れを再現したエイジド加工も見られる。
-
R&S Guitarworksのトレード・マークでもある独特の細身のヘッド・シェイプ。こちらにも塗装のクラック加工が見られる。
-
RS Guitarworks / Contour Bass '54
Specifications
●ボディ：アッシュ●ネック：メイプル（ワンピース）●ジョイント：ボルトオン●指板：エボニー●スケール：34インチ●フレット数：20●ピックアップ：カスタム・リンディ・フレーリン '51Pタイプ×２●コントロール：ボリューム×２、トーン×２
価格：オープン・プライス
製品情報・問い合わせ：トーラスコーポレーション
デジマートで在庫と価格をチェック