ジャズ・ベースとテレベースを融合したBUMP OF CHICKEN直井由文のシグネイチャー・モデルがSonicより発売!

Sonic
TJB-373C

 ラムトリックの竹田豊氏が手掛けるSonicの最新機種はBUMP OF CHICKENの直井由文のシグネイチャー・モデルだ。ブラック&ゴールド・パーツで組み上げられた精悍な本器は、初期型プレシジョン・ベースを彷彿とさせるルックスでありながらも、ジャズ・ベースのピックアップ・レイアウトを採用したハイブリッド仕様だ。ボディにアルダー、ネックにメイプル、指板にはローズウッドを使用し、ピックアップにはSonicオリジナルのLegend '62 JB SETを採用。シンプルながらに幅広いサウンド・バリエーションが得られる。コントロールは2ボリュームのみで、同社独自のフルアップ・ボリューム・ポットを使わずに、ナチュラルなサウンドを突き詰めたモデルだ。

 Sonicの楽器と言えばプレイアビリティの高さでも知られるが、本器も低めにセッティングされた弦高と絶妙な弦のテンション感が相まって抜群に弾きやすく、竹田氏の手腕が発揮された素晴らしいセッティングとなっていた。ネックの握りは若干太めでしっかりとした印象だが指板のRの感じも良く、指に馴染んで弾きやすい。フレット際の処理も丁寧で、弾く側は安定して演奏に集中することができる。歯切れの良いサウンドはジャズ・ベースそのもので音の立ち上がりも良く、クリアな高域が印象的だ。指弾きやスラップはもちろんだが、ピックで弾いたときの高域の艶やかさも絶品。シグネイチャー・モデルではあるが、オールマイティーに活用できる1本だ。それとやはりこの弾きやすさはSonicならでは。未体験のベーシストにはぜひ一度試してもらいたい。

  • ピックアップはシンプルなJタイプを2基搭載。オリジナル・ブリッジのサドルにはKTSチタンを採用する。ハードパーツはゴールドで統一され、ゴージャスな雰囲気だ。

  • コントロールは2ヴォリュームとシンプルだが、サウンド・バリエーションは幅広い。

  • 初期型プレベを彷彿とさせる細身のヘッド・シェイプ。こちらもゴールド・カラーのペグが精悍な印象だ。

  • Sonic / TJB-373C

Specifications

●ボディ:アルダー●ネック:メイプル●指板:ローズウッド●スケール:34インチ●フレット数:20●ピックアップ:Legend '62JB Set●コントロール:ボリューム×2●ブリッジ:Sonicセパレート・ブリッジ(KTSチタンサドル)
価格:373,000円(+税)

製品情報・問い合わせ:ラムトリックカンパニー

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