- デジマート・マガジン
- 製品動画
- GJ2 / GLENDORA
GJ2
GLENDORA
グローバー・ジャクソン氏の新ブランド!80年代メタルの雰囲気満点、テクニカル・プレイヤーに最適な1本
‘80年代のメタル・シーンを支えたシャーベル/ジャクソンのギター。その創始者であるグローバー・ジャクソン氏が興した新ブランドが、このGJ2だ。本器は、フロイド・ローズ搭載、HSHのピックアップ構成など、当時のテクニカル・プレイヤー達がこぞって買い求めた仕様を踏襲している。
ネックは、ちょっと幅が広めで、薄く、高めのフレットが打たれている。これは、指を立てて弾くテクニカル系プレイヤーにはとても弾きやすいはず。また、サウンドもみっちり歪みつつ、埋もれてしまわない抜けの良さがある。フロントが甘過ぎず、きっちり使えるのが好印象。動画では使用していないが、コーラスやディレイ等の空間系のエフェクトの乗りもよさそう。メタル系に最高に合うのはもちろんだが、意外とハードなフュージョンや、ポップスのバック等でも使えそうな感じ。楽器としての精度が高いので、あとは弾く人次第ということか。
恐らく、80年代のメタルが好きなおじさんプレイヤーがメインのターゲットだと思うが、若いプレイヤーにも弾いて欲しい1本。こうした精度の高いギターでしっかり練習をすれば間違いなく上手くなるので、ライブやレコーディングだけでなく、贅沢な話ではあるが日々の練習用ギターとしてもお勧めしたい。
Specifications
●ボディ:アッシュ●ネック:メイプル●指板:メイプル●フレット:22●ピックアップ:ハバネロ・クラシック・ハムバッカー×2、クラシック・プラス・シングルコイル●コントロール:ボリューム、トーン、5ウェイ・ピックアップ・セレクター●ペグ:ゴトー●ブリッジ:フロイド・ローズ●付属:ギグバッグ
価格:オープン・プライス(市場実勢価格:295,000円前後)
製品情報・問い合わせ:日本エレクトロ・ハーモニックス
[試奏者PROFILE] 井戸沼尚也(いどぬま・なおや)
大学在学中から環境音楽系のスタジオ・ワークを中心に、プロとしてのキャリアをスタート。CM音楽制作等に携わりつつ、自己のバンド“Il Berlione”のギタリストとして海外で評価を得る。第2回ギター・マガジンチャンピオンシップ・準グランプリ受賞。現在はZubola funk Laboratoryでの演奏をメインに、ギター・プレイヤーとライター/エディターの2本立てで活動中。