プロ／アマ問わず、世界中のミュージシャンが愛用するピックアップ／プリアンプを製作するL.R.バッグス。このたび、50周年を迎えた同社のノウハウを結集した革新のエレアコが登場した。

　アコースティック・エレクトリック・ギター「AEG-1」は、L.R.バッグスの創設者であり弦楽器製作の達人でもあるロイド・バッグスが、高性能なアコースティック・サウンドの探求の末、たどり着いた革新的なギター。画期的で優れた音響特性を持ったボディ構造と、同社の最新にしてもっとも正確なピックアップ・システムを採用。これまでに得たノウハウと技術力を元に、あらゆるアイディアを完璧に活かすためにデザインされており、想像を超える心地よいアコースティック・サウンドが鳴り響く。
　トップ材およびカラーは、ビジュアルとサウンドで個性を持たせた、トリファイド・シトカ・スプルース（トリファイド）／イングルマン・スプルース（ナチュラル）／シトカ・スプルース（サンバースト）の3種類がラインナップ。そして、特許出願中のネック・サポート・システムを採用することで、トップとバックはネックを支えることなく独立して音を出すことができるようになり、感度が向上、理想的な音響レスポンスを実現している。さらなる利点として、より多くの弦のエネルギーがトップに伝達され、ダイナミック・レンジが拡大。音の深みが増して、低周波のレスポンスが強化されている。また、サイド材にはサスティナビリティの高いレイヤード・ポプラを採用。米国で特注されており、ロイドが愛するデザイナーズ家具と同じ品質と美しさを備えている。強く、軽量で、非常に安定しており、共鳴するトップとバックを支えるのに最適なプラットフォームと言えるだろう。
　HiFi Duetピックアップは、優れたバランス、トーン、明瞭度、ダイナミクスを持つHiFiブリッジ・プレート・センサーと、スタジオ・マイクに匹敵するSiloマイクで構成。HiFiセンサーが、弦の振動に一切干渉することなく、弦の振動、ボディの共鳴を捉え、Siloマイクは、ギターの外側にあるスタジオ・マイクのように機能し、開放感とアコースティックな雰囲気を提供。これまでアコースティック・エレクトリック・ギターでは実現できなかった深み、温かみ、豊かなアコースティック・サウンドを実現している。そして、専用プリアンプとしてクロスオーバー・システムを搭載。HiFiピックアップとSiloマイクをシームレスにブレンドし、どの位置でも感動的な感触とサウンドを実現するオール・ディスクリートのスタジオ・グレード・プリアンプで、すべてのL.R.バッグス製品と同様、定評のある暖かさ、純度、低ノイズ、長いバッテリー寿命を誇る。コントロールは、マスター・ボリューム、ピックアップ／マイク・ブレンド、トーン、位相反転、バッテリー・ライフ・インジケーターを装備。
　取り回しの良さとセッティングの自由により、規模の大小を問わずあらゆるステージで活躍する本機。L.R.バッグスの技術とノウハウが結集された、そのサウンドとプレイアビリティをぜひ体感してほしい。発売は2月中旬を予定。

AEG-1 TOR（トリファイド）

AEG-1（インディアン・ローズウッド　センター／特注レイヤード・ポプラ ※各モデル共通）

AEG-1 TOR（トリファイド）

AEG-1 TOR（トリファイド）

AEG-1 TOR（トリファイド）

AEG-1 NAT（ナチュラル）

AEG-1 SB（サンバースト）