ヘッドウェイの桜10周年記念モデルとして“漆桜”と“四季桜”が登場!
- 2024/11/11
ELK / CUTLASS CT White
ミュージックランドKEYの前身となった日本の楽器メーカー “ELK(エルク)”。1970年代初頭、日本のギター・ブランドが海外製品のコピーをメインにする中、独創的なアイディアを加えたオリジナリティにより人気を博したブランドで、エレキ・ギター/ベースだけでなくアンプやエフェクター等の開発にも注力。そのクオリティ、サウンドに対する評価は今でも衰えていない。今回、当時もっとも人気が高かったと言われる名機「CUTLASS(カトラス)」が、スペック・アップを加えて復刻された。
カトラスは、1960年代後半に開発されたエルクを代表するエレキ・ギター。TLシェイプを基本としながらも、当時としては斬新なアイディアが多く盛り込まれており、そのフォルムは今でも新鮮で色褪せることはない。今回復刻された「CUTLASS CT White」および「CUTLASS CT Black」は、TLをモチーフとしたボディ・シェイプにハムバッカー・ピックアップやビグスビー・アームの搭載が特徴で、独創的なシェイプのピックガードがルックスの魅力を高めている。ビグスビー・アームがもたらすサウンドも大きな魅力で、若干ルーズになるテンションとその素材による明るい響きのコンビネーションは、まさにこのユニットならではのもの。タイト過ぎないそのサウンドは、トレブルを強調したサウンドを始め、いなたいクランチや荒々しいクラシック・ファズとの相性も抜群だ。
当時のカトラスは、シングルコイル・ピックアップを搭載しており、サーフ・ミュージックが盛んだった時代を意識した仕様となっていた。今回も当初はシングルコイルで製作したものの、線が細くコントロールが難しいということで、現代のミュージック・シーンでも使用できるようハムバッカーに変更。さらに、あえてリア側に寄せたフロント・ピックアップも、このモデルの個性を象徴するポイントとなっている。このマウント位置により、フロント・ピックアップのサウンドはより甘く、ぼやけ過ぎずエッジが加わったものとなり、独特なサウンドを作り上げている。サウンドの太さは残したままキレの良い甘さが増幅され、ジャジーなサウンドもオーバードライブ・サウンドも楽しむことができる。そのサウンドは、ぜひ自身で確認してほしい。
価格:¥198,000 (税込)
価格:¥198,000 (税込)