楽器探しのアシスト・メディア デジマート・マガジン

  • 製品ニュース

【Mythos Pedals/ENVY Pro Overdrive】すべてのプレイヤーにとって使いやすいオーバードライブ

Mythos Pedals / ENVY Pro Overdrive

  • 制作協力:ファミリーズ
このエントリーをはてなブックマークに追加

 アメリカ・テネシー州ナッシュビルのブランドMythos Pedals(ミソス・ペダルズ)より、すべてのプレイヤーにとってより使いやすいオーバードライブ・ペダルが登場した。

 Mythos Pedalsは、ザック・ブロイルズが自身や友人のために作っていた機材をブランド化するため、2010年に設立。ザックは、インターネット上で熱狂的なチューブ・スクリーマー愛好家の一人として知られており、このクラシック・サーキットにMythosのテイストを加えたものが、今回新たに登場した「ENVY Pro Overdrive」だ。象徴的な808サーキットから始め、ザックのお気に入りの改造をスパイスとして加えている。本機は、出力の向上、駆動範囲の拡大、低音域の厚みの増したTS方式を採用。スタイルに関係なく、すべてのプレイヤーにとってより使いやすいものになっている。
 さらに、定番の3つのノブ以上のオプションを提供したいと考え、楽しくて少し変わったプッシュ・ボタンを採用。LowsボタンとClipボタンは、回路のもっとも頻繁に調整されるパラメーターを素早く調整する。ボタンが上がっている場合、回路はより伝統的なTSスタイルの駆動音になり、Lowsボタンを押すとボトム・エンドが追加され(ミッド・レンジは減少)、全体的なサウンドが豊かになる。Clipボタンを押すとダイオードがオフになり(左右対称のソフト・クリッピングが追加される)、音量が大きくなって圧縮が少なく、よりオープンなサウンドになる。
 また、コア部分にはソケット付きのRC4558Pデュアル・オペアンプ・チップを採用。これは “実験できる” という非常に重要な理由によるもので、ザックはデュアル・オペアンプの音はそれほど変わらないと何度も言っているが、RC4558、JRC4558、TL072、OP275、OPA2604、LM1458Nなど、異なるチップを試してみたい場合は簡単に試すことができる。

このエントリーをはてなブックマークに追加

製品情報

Mythos Pedals / ENVY Pro Overdrive

価格:オープン

【スペック】
●コントロール:LEVEL、DRIVE、TONE、LOWSスイッチ、CLIPスイッチ●電源:9VDC(センター・マイナス)●消費電流:約15mA●入出力:Mono In & Out●筐体サイズ: 4.82(長さ)× 2.62(幅)× 1.43(高さ)インチ
【問い合わせ】
Quanta International https://quanta-intl.jp
デジマートでこの商品を探す

製品レビューREVIEW

製品ニュースPROUCTS