1953年に米国ニューヨーク州で創業された老舗ギター・ブランド、ギルド。今回発表となった300シリーズの4品番は、太く立ち上がりの良い往年のギルド・サウンドを特徴とする、コスト・パフォーマンスに優れたアコースティック・ギター。

　300シリーズは、あらゆるプレイヤーにフィットするよう、パワフルなストロークに応えるドレッドノート・スタイル（D）と、ストラミングにもフィンガー・ピッキングにも適するオーケストラ・スタイル（OM）の2つのボディ・タイプを用意。それぞれのボディ・トップには、中音域に豊かな温かみのある音色を生み出すマホガニー単板（320）と、明るくバランスの良い音色をもたらすスプルース単板（340）の2種類を用意（いずれもサイド＆バックはマホガニー）。演奏スタイルやサウンド・キャラクターの好みに合わせて、4品番から選択できる。
　指板とブリッジにはローズウッドを使用し、ボディ・ラインに施された黒基調のバインディングと黒のべっ甲柄ピックガードを採用。ヘッドにはギルド伝統のピーク・ロゴをあしらうなど、洗練されたデザインも魅力だ。ペグは、軽量タイプのギルド・ビンテージ16オープン・ギアを採用し、ボディやネックの仕上げには、木材の質感を感じながらも手になじみやすく、豊かな響きを生むオープン・ポア・サテン・フィニッシュが施されている。さらに、既存の200シリーズと比べ、裏板はフラット・バック構造を採用した他、ピックアップを非搭載としたことで、よりお求めやすい価格を実現。持ち運びに便利な専用ギグバッグも付属する。発売は10月下旬を予定。

OM-320（Natural）

OM-320（Natural）

OM-340（Natural）

OM-340（Natural）

D-320（Natural）

D-320（Natural）

D-340（Natural）

D-340（Natural）