楽器探しのアシスト・メディア デジマート・マガジン

  • 製品ニュース

【J.Rockett Audio Designs/BlueNote Select】ロー・ゲイン・ドライブのV2モデル

J.Rockett Audio Designs / BlueNote Select

  • 制作協力:ファミリーズ
このエントリーをはてなブックマークに追加

 米国カリフォルニアのハイエンド・エフェクター・ブランド、J.ロケット・オーディオ・デザインズより、ブルージーでジャジーなナチュラル・ロー・ゲイン・ドライブを生み出す「BlueNote」のバージョン2が新登場。

 オリジナルのProシリーズ「BlueNote OverDrive」はホット・スイッチを装備しており、その後、ホット・スイッチのないTourシリーズ「BlueNote Tour Series」が発売されている。今回新たに登場した「BlueNote Select」は、ホット・スイッチの装備に加え、カスタム・ノブの作成やカスタム・カラーの混合により、エレクトリック・ブルーを実現。外観だけでなく、サウンドや全体的な感触も大幅に改善し、非常に小さなパッケージに収められている。
 もっとも大きな改善点は、ホット・モードのオン/オフの両方でのロー・エンド。同ブランドが誇る最高のロー・ゲイン・ドライブと言えるだろう。ロー・ゲイン・ペダルは、ブーストとドライブの境界線を曖昧にしているため扱いが難しい場合があるが、本機においては(他のロー・ゲイン・ドライブ・ペダルを使用する場合も)、アンプに合わせて調節するのがおすすめ。アンプがブレイク・アップまたは “ブレーシング” の最小エッジをわずかに超えたところで、オーバードライブを少し追加してそれを上回らせると、最良の結果が得られることがわかっている。
 本機を使用することで、微妙なオーバードライブを追加したり、内部クリッピングをかなりホットにすることが可能。いずれにしても、アンプがブレーシングし始めるゲイン構造にすると、オーバードライブ・サウンドが向上する。ホット・モードによる2段階のゲイン幅を活かす典型例として、ロー・ゲインのアンプでホット・モードを使用、あるいはクランチのアンプをノーマル・モードでプッシュするなど、アンプの種類に応じて使い分けられるということが挙げられる。また、ファット・ノブを調整することで、ゲインが上がる際に失われやすいロー・エンドを持ち上げることができるため、アンプのダイナミクスを失わずにプッシュすることが可能。非常にシンプルなセットアップで、さまざまなサウンドを得ることができる。ブランドにとって最高の賞賛だという “ペダルを使用していることがわからない” というコメントをぜひ体感してほしい。9月中旬の出荷予定。

このエントリーをはてなブックマークに追加

製品情報

J.Rockett Audio Designs / BlueNote Select

価格:オープン

【スペック】
●コントロール:Vol, Gain, Tone, Fat●スイッチ:エフェクトOn/Off, Hot●入出力端子:Input, Output, DC In●電源:9VDC(別売パワー・サプライ、センター・マイナス)、9V電池●消費電流:8mA●サイズ(最大外形寸法):120(L)× 80.5(W)× 57(H)mm
【問い合わせ】
Quanta International https://quanta-intl.jp
デジマートでこの商品を探す

製品レビューREVIEW

製品ニュースPROUCTS