【A.S.P. GEAR】「URBAN COMP」「TRIBAL GEYSER」のGIB限定コラボ・モデル｜製品ニュース【デジマート・マガジン】

URBAN COMP EVO GIB Limited

　名機「URBAN COMP」を発展させたモデル。シンプルに1ノブでコントロール可能なコンプレッサーを基本として、単体で音像全体の重心を上げ下げするようなTONEと、フリケンシー付きの1バンドEQのように働くFRE、ATKを組み合わせている。難解になりがちなコンプレッサーをシンプルなユーザーインターフェイスでまとめ、さらに発展的な音作りをサポートする機能を持った、プリアンプ的にも感じられる優れたコンプレッサーとなっている。

URBAN COMP EVO GIB Limited

TRIBAL GEYSER GIB Limited

　「TRIBAL GEYSER」は、フレキシブルな4バンドEQと500Hz近辺を操作するBITEスイッチに、アグレッシブなドライブを組み合わせたペダル。基本的なサウンドの方向性は、ローからロー・ミッドの充足感があった上でクリアで強いハイ・エンドを持ち、まるで往年の大型ソリッドステート・アンプのような質感が特徴。この上で、ドライブ・セクションはローが消えずトレブリーで、わずかなコンプ感と瑞々しい倍音を加えてくれる。4バンドEQの中心周波数帯は、LOWが60Hz、LoMが250Hz、HiMが1kHz、HIGHが4kHzとなっており、低域が60Hzと少し高め、高域はバルトリーニTCT系でも設定される4kHzとなっている点は、ベース専用モデルならではと言える。LoMとHiMが250Hzと1kHzとなっている点も絶妙で、250Hzは粘りが、1kHzはアタックの強さが足される。また、BITEスイッチをオンにすると、500Hz近辺がぐっと抑えられる印象。これらの点を加味し、GIB Limitedの本機においてはEQをブースト／カットではなくブーストのみとしている。カットをなくした分、ノブの回し幅をすべて使った、より繊細な音作りが可能となっている。