ブラックスターより、ギターの録音に特化した4チャンネル仕様のオーディオ・インターフェイスが新登場。
「POLAR 4」は、ギター・アンプの特性を再現した人間中心設計 (HCD＝Human Centered Design) のオーディオ・インターフェイス。すでに発売されている「POLAR 2」は2チャンネル仕様となっており、今回新たに登場した「POLAR 4」は4チャンネル仕様。
いずれも、FET入力段とエンハンス機能を備えた市場で唯一のオーディオ・インターフェイスで、真空管ギター・アンプの入力段で通常見られる動作や特性および電子部品をモデリングしている。ギターを通常のオーディオ・インターフェイスに直接接続すると、ピーキーなトランジェントを伴う貧弱な信号が生成され、その演奏はアンプではなく、まさに “プラグイン” のように聴こえる。本機のエンハンス機能は、スイッチを切り替えるだけで本物のアンプの感触とレスポンスを復元、すべてのソフトウェアのアンプ・プラグインのサウンドを向上させる。ペダルボードで完璧に機能し、D.I.ボックスや追加のハードウェアは必要ない。
そして、ブラックスターが誇る革新的な入力段はデジタル・クリップすることがないため、インターフェイスをアンプのように駆動できる。入力段は+/-12Vで動作し、5Vなどの競合ユニットと比べ際立って優れた24Vのヘッドルームを備えているため、ギターの入力レベルを設定してトーンを改善することが、これまでになく簡単になっている。マイク・プリアンプの設計にも同等の労力を費やしており、スタジオ史上もっとも有名なプリアンプのひとつであるニーヴ1081に匹敵するレスポンスを誇る。さらにマイク入力のエンハンス機能は、ゆるやかな高周波リフトとして機能し、ボーカルにも適度な空気感と明瞭さを加える。また、エンハンスはニュアンスを向上させるだけでなく、デジタル・クリップが起こらない入力ステージで設計されているため、入力レベル設定が確実に行える。これにより、クリッピングを心配することなくレベルを素早く設定できるため、より音楽に集中できる。
上記の革新的な機能に加え、非常に低いノイズ・フロア（115db）、48Vファンタム電源、ハイ・インピーダンス・モデルとロー・インピーダンス・モデルの両方を駆動できるヘッドフォン出力により、ギターやオーディオを録音するすべてのミュージシャンにとって頼りになるオーディオ・インターフェイスとなっている。なお、4チャンネル仕様の「POLAR 4」は、個別のレベル・コントロールを備えた2つのヘッドフォン出力が使用可能。さらに、MIDI入力／出力を装備。
