デジテックより、練習や作曲、ライブなど幅広く活用できるステレオ・ルーパー／フレーズ・サンプラー「JamMan Solo XT」のアップグレード・モデルが登場した。

　「JamMan Solo HD」は、最大200個のループ（合計録音時間35分）を本体内部メモリーに保存できるステレオ・ルーパー。Micro SD/SDHCメモリー・カードを挿入すれば、さらに200個のループ（合計最大32時間）が保存できる。また、前機種「JamMan Solo XT」のすべての機能を引き継ぎつつ、内蔵のAD/DAコンバーターがアップグレードされたことで、ノイズや歪みが抑えられ、ダイナミック・レンジが広がり、シリーズ最高の音質を実現。そして、リズム・ループやソロのオーバーダビングは即時ループに反映され、ハンズフリーで操作可能（オプションのフットスイッチ「FS3X」を使用することでループの選択やテンポ設定など、さらに便利な機能が追加できる）。また、USB端子の装備により、パソコンと接続することで無償提供のJamManager HDライブラリアン・ソフトウェアが利用できる。ループのバックアップ／オーガナイズが素早く行え、ライブ進行に合わせたループの並び順変更（JamList作成）も簡単に行える。さらに、AUX入力端子を装備。外部のCDやMP3プレイヤーからベース・ライン、ドラム・トラック、ハーモニーなどを取り込むことが可能で、バンド全体のサウンドを作成することも可能となっている。加えて、複数のJamManデバイスを同期させるJamSync機能により、プレイヤーが1人でも複数でも、ライブにおけるループ・プレイのさらなる可能性が広がる。その他、ループのピッチを変えることなくテンポを変更したり、異なるループ間を継ぎ目なく連続プレイバックが可能。なお、パワー・サプライ（PS0920DC-01）が付属する（電池駆動不可）。