ロジャー・メイヤーより、ジミ・ヘンドリックスが伝説的なレコーディングで使ったアクシス・ペダルの最新バージョンが登場した。

　ジミ・ヘンドリックスが、アルバム『アクシス：ボールドアズ・ラヴ』（1967年）で使用したことで知られるアクシス・ペダル。実際のスタジオでは、アクシス・ペダルを各トラックごとにモディファイし、他の機材と組み合わせてレコーディング。そのトーンは、今もなお歴史的なトラックとして刻まれている。今回新たに登場した「Axis 27」は、スタジオでさまざまなトラック用にモディファイした多くのサウンド・バリエーションが再現できる。本体内の基板にある3か所のジャンパーを差し替えることで、激しいファズから力強いオーバードライブ／ディストーションまで基本サウンドを27種から選ぶことができ、より細かくモディファイ可能。同じパーツでも、内部のパラメーター操作によりサウンドが劇的に変化するという体験が得られる。なお、本機は英国でハンド・ビルドされ、完全ディスクリート・アナログ設計による究極のスタジオ品質を誇る。