Two Notesより、同社がこれまで培ってきた技術を投入したアンプ・シミュレーター＆IRエンジンが新登場。

　「OPUS」は、新たに開発した真空管回路モデリングによるプリアンプ・シミュレートを搭載。ギター／ベース・アンプの名機を参考にしたプリアンプ・サウンドを初期状態では5つ、アップデートすることでさらに3つのプリアンプが追加される。パワーアンプ・シミュレートでは、アンプの出力段回路構成の種類（プッシュ・プル／シングル・エンデッド）と真空管の種類（6L6／EL34／EL84／KT88）、加えて真空管の極数（五極管／三極管）が選べる。そして、すでに「Torpedo C.A.B. M+」等で定評あるスピーカー・シミュレートは、キャビネットの種類はもちろん、マイクの種類と位置などマイキングに関するさまざまな設定が、非常に正確に行える。パラメーターも多く、キャビネットの周波数特性や歪みを再現できるため、ギター／ベース・トラックをリアルなサウンドで録音可能。さらにキャビネットが必要な場合は、インターネット経由で購入できる。また、内蔵のバーチャル・キャビネットとマイクを使わずに、サードパーティ製のIRを読み込んで使うことも可能（Torpedo Remoteアプリを使用）。IRは2つ同時に使用でき、本体内には最大512個のIRを読み込める。さらに、スタジオ品質のエフェクト（EQ／エンハンサー／ノイズゲート／リバーブ）を搭載。ステージやレコーディングでエレアコのDIボックスとして使っても、素晴らしい効果を発揮する。なお、Torpedo Remoteアプリを使えば、スマホ（iOS／Android）やパソコン（Mac／Windows）で本機のパラメーターを素早く簡単に設定可能。その他、MIDI IN端子やAUX IN端子なども装備し、優れた拡張性を誇る。