フェンダーより、100以上のアンプ＆エフェクト・モデリングを搭載したデジタル・サウンド・プロセッサー「Tone Master Pro」が新発売となった。

　2019年に「Tone Master Twin Reverb」「Tone Master Deluxe Reverb」を発表して以降、デジタル・アンプにおける新たな境地を切り開いたTone Masterアンプ・シリーズ。今回新たに登場した「Tone Master Pro」は、その卓越したデジタル・アンプのモデリング技術を用いて、伝説的な先代の真空管アンプが持つ特徴的なフィール、レスポンス、性能、そしてトーンを忠実に再現すると同時に、現代のミュージシャンが求めるモダンな機能を完璧に融合したプロセッサー。長年愛用され続けているフェンダーのクラシカルなアンプはもちろん、EVH 5150 IIIアンプを世界で初めて公式に搭載するなど、“往年の名器” と呼ばれるさまざまなアンプやエフェクターのモデリングを100以上内蔵している。また、PCデスクトップ・アプリへのUSB接続により、さらなるカスタマイズとレコーディングのオプションが可能。持ち運びに便利な仕様となっているため、あらゆる場面で最高のサウンドを得ることができる。なお、ファームウェアのアップデートは、発売の90日後と6ヶ月後、その後は6ヶ月ごとに予定。アンプ／エフェクト追加モデルの導入やバグ修正といった新機能およびパフォーマンス向上を行う。

　そして、「Tone Master Pro」を現代のデジタル・ギター・アンプ・モデラーおよびアンプ・プロファイラーで使用することを目的に設計された、フラット・レスポンスのフル・レンジ・パワー・スピーカーも同日発売。軽量プライ・ウッド・エンクロージャーに、1,000WのクラスDパワーアンプと1インチ・ワイド・ディスパーションHFドライバー、HFカット・コントロール付き3バンド・アクティブEQを搭載し、アンプとエフェクト・モデリングのサウンドを細部に至るまで完璧かつクリアに再現する。ティルト・バック・スタンド付きで、オーセンティックなフェンダー・アンプ・デザインも魅力。「Tone Master FR-10」は10インチ・スペシャル・デザイン・スピーカー・ドライバー、「Tone Master FR-12」は12インチ・スペシャル・デザイン・スピーカー・ドライバーを搭載している。

Tone Master Pro

Tone Master Pro

Tone Master FR-10, Tone Master FR-12