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- 2024/11/16
PRS
80年代より製作されてきたPRSのボルト・オン・モデル。現在は“CE”と“Signature”のほか、新製品のNF 53とMyles Kennedyが属する“Specialty”という3つのカテゴリーで展開されている。ここではそれらボルト・オン・モデルを紹介しよう。
1988年にデビューしたPRS初のボルト・オン・モデル。マホガニー・バックとメイプル・トップを組み合わせたボディに、ローズウッド指板+メイプル・ネックをジョイントしている。ピックアップには、ポール氏が設計した85/15を2基搭載。明瞭なサウンドで、高域から低域までワイドなレンジを表現できる。トーン・ノブのプッシュ/プルでコイル・タップも可能だ。
CE 24をベースに、fホールを加えたセミ・ホロウ・ボディのモデル。ボルト・オンであるCE 24ならではのサステインやフィールはそのままに、ホロウ・ボディによる空気感やレゾナンスを楽しめる。通常のCE 24と同じく、マホガニー・バック+メイプル・トップ、ローズウッド指板+メイプル・ネックという構成で、ピックアップもコイル・タップに対応した85/15×2だ。
マーク・レッティエリのシグネチャー・モデル。スワンプ・アッシュ・ボディとメイプル指板&ネックという組み合わせになっている。繊細なトーンからロック・サウンドまで対応するシングルコイル=Fiore-Sをフロントとセンターに、ハイゲインのパンチ力を表現するハムバッカー=Fiore-Hをリアに採用。25.5インチ・スケールになっているのも特徴だ。
PRSがジョン・メイヤーと共に2年の歳月をかけて完成させたモデル。63〜64年頃のビンテージ・ギターのサウンドを継承したオリジナルのシングルコイル=635 JMを3基搭載する。ボディはアルダーでネックはメイプル、指板はメイプルとローズウッドの2種類を選ぶことが可能だ。PRSによるビンテージ・ギターの入念なリサーチとジョンのステージ・テストによって完成されたネック・シェイプは、優れたプレイアビリティを実現している。
プログレッシブ・メタル・バンド、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミーのギタリストであるダスティ・ウェアリングのシグネチャー。CE 24をもとにチューンナップが施されている。ピックアップはMojotoneのDustie Waring Gen 2 Tomahawk×2を備えており、ハイゲインでもタイトな低域を得ることが可能。ロック式トレモロを搭載したDW CE 24 “Floyd”と、ハードテイル・ブリッジのDW CE 24 Hardtail Limited Editionの2モデルを展開している。なお、DW CE 24 Hardtail Limited Editionの国内オフィシャル・ディーラーでの注文は2023年12月15日まで。
新たにボルト・オン・シリーズへ加わったNF 53 & Myles Kennedyについてはこちらの記事をチェック!
森 大翔によるNF 53 & Myles Kennedyの試奏動画はこちら