アンペグより、新たなベース・アンプ・ヘッドとマッチング・キャビネット “Venture（ベンチャー）” シリーズが登場した。

　“Venture” シリーズは、エレキベースの黎明期にまで遡る伝統のアンペグ・サウンドを踏襲しつつ、現代のベーシストが求めるモダンなサウンドとパワー、そして軽量化による機動性を実現。自宅練習からプロの現場まで、幅広く活躍する。
　アンプ・ヘッドは3種で、300W出力の「Venture V3」、700W出力の「Venture V7」（発売日未定）、1200W出力の「Venture V12」。いずれも、使いやすく直感的なコントロールを備えており、無段階で可変可能なミッド・コントロールに加え、ウルトラ・ハイ／3ウェイ・ウルトラ・ロー・スイッチを搭載した3バンドEQセクションや、SVT／B15のボイシング切り替えを備えたSGTオーバードライブ回路など、サウンドを幅広くコントロール可能。また、ノイトリック製スピコン出力にエフェクト・ループ、XLRダイレクト出力、AUX入力、ヘッドフォン出力も装備し、他の機器とさまざまな接続が行える。そして、クラスDパワーアンプを除くすべての回路はアナログで構成され、別売りのAFS2フットスイッチを使用することでSGTオーバードライブとミュートのリモート・コントロールが可能。さらに「Venture V3」「Venture V7」は、実用的なコンプレッサーとミックス・コントロール、プリアンプ出力、パワーアンプ入力を装備している。

Venture V3

Venture V3

Venture V3

Venture V3

Venture V12

Venture V12

Venture V12

Venture V12

　マッチング・キャビネットは、許容入力やスピーカーの口径などのバリエーションで「VB-112」「VB-115」「VB-210」「VB-212（希望小売価格 税込210,100円）」「VB-410（希望小売価格 税込239,800円）」の5種がラインナップ。いずれも、カーボンファイバー調のスタイリッシュなキャビネットに、スピーカー・ユニットはカスタム・ボイシングされたラボーチェ製ネオジウム・ウーファーとHFドライバーを搭載し、高い耐久性と軽量化を実現している。ノイトリック製のスピコン入力を搭載。

VB-112

VB-115

VB-210

VB-212

VB-410