ジャクソンより、昨年発表されたUS製シリーズ「American Series Soloist SL3」に続いて、シリーズ次章の幕開けとなるニュー・モデルが発売となった。

　「American Series Virtuoso（アメリカン・シリーズ・ヴァーチュオーゾ）」は、ブランドの始まりの地であるカリフォルニアに焦点を当て、ジャクソンのレガシーを基盤にしたハイ・パフォーマンス・ギター。現代のプレイヤーの多様なニーズに応える設計となっており、あらゆるミュージシャンにメタル音楽とその変革的な可能性を手に入れる機会を与えることだろう。本機は、長時間にわたるプレイも快適にこなせるよう、アルダー・ボディに人間工学に基づいて設計された “ハンドシェイク” ヒールという新しい構造を採用。ピックアップ構成は2ハムバッカーで、リアに搭載のセイモア・ダンカンJB TB-4は、高出力でパワフルなロー・エンドを鳴らし切る。フロントのセイモア・ダンカン'59 SH-1Nは、ガラスのようなハイ・エンドと抜けの良いミッド・レンジで、幅広いジャンルをカバーする多彩なトーンを生み出す。コントロールは、5ウェイ・スイッチングにボリュームとトーンのドーム型ノブで構成。さらに、フロイド・ローズ1500シリーズ・ダブル・ロッキング・トレモロ、ゴトーのMG-Tロッキング・チューナー、ダンロップのデュアル・ロッキング・ストラップ・ボタンといったプレミアムな機能を備えており、大胆でアグレッシブな演奏にも対応できる安定性の高いチューニングを実現している。カラーは、サテン・シェル・ピンク／ミスティック・ブルー／サテン・ブラック／スペシフィック・オーシャンの4色展開。

　なお、本機の発売を記念して、メタル・ジャンルのサウンドの多様性、進化、画期的な革新を象徴する伝説的なアーティストと、現代を代表するアーティストの両者が集結した動画が公開。エキゾチックなベンディングとフレージングを駆使したメロディアスなリード・スタイルが特徴的なマーティ・フリードマン、アルペジオと滑らかなビブラートを取り入れたレガート・リード・テクニックを披露するクリント・タスティン、シンコペーションを活かしたリズムと限界を押し広げ続けるリードでジェント音楽ムーブメントを代表するミーシャ・マンソー、アーミングとハーモニクスを組み合わせた熱狂的なソロを切り裂くデビー・ゴフ、そしてリード・プレイにジャズを取り入れたカメレオンのような存在のデイヴィッド・デイヴィッドソンが登場。ニュー・モデルのサウンドを最大限に引き出す5人による貴重なジャム・セッションが繰り広げられ、それぞれのユニークなスタイルを披露すると同時に、ギタリストのニーズに応じてシームレスに切り替えられる「American Series Virtuoso」のサウンドと比類なき演奏性を実証している。

マーティ・フリードマンのコメント
　ジャクソン・ブランドは、メタル音楽、そして僕自身の音楽の旅路にとって、かけがえのない存在です。初めてジャクソンを手に入れた時から今に至るまで、僕は常にそのサウンドと頼もしさを好んできましたが、それがこのVirtuosoでさらに強まっていますね。サウンド的にも万能で、どんなレベルのプレイヤーにも、すべての演奏に特別な何かを加えたい僕のようなプレイヤーにも最適な楽器です。まさに壊すことはできない煉瓦の家のようですね。僕の仕事を快適にしてくれるし、自分の限界にも挑戦させてくれるギターです。

デビー・ゴフ（ヘリオット）のコメント
　ジャクソンは、14歳の時から使っていて、すぐ大好きになったブランドなんです。Virtuosoのような万能さとパワーを兼ね備えるギターは、プレイし始めて以降もずっとブランドとメタル・ミュージックを愛し続けさせてくれますよね。スリムなネック・プロファイルと高音フレットへの容易なアクセスは、ソロを弾くのに最適なギターだし、メタルに多くのサブ・ジャンルが登場している今、その多用性は大きな魅力となっています。誰もが楽しめるギターです！

American Series Virtuoso（Satin Shell Pink）

American Series Virtuoso（Satin Shell Pink）

American Series Virtuoso（Satin Shell Pink）

American Series Virtuoso

American Series Virtuoso（Mystic Blue）

American Series Virtuoso（Satin Black）

American Series Virtuoso（Specific Ocean）