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- 2024/11/16
Fender / American Vintage II 1973 Stratocaster
フェンダーより、ビンテージ・ギター&ベースのスタイルとサウンドを愛するすべてのプレイヤーのための新シリーズ “American Vintage II” が登場した。
50年代、60年代、70年代といったミュージック・カルチャーに多大な影響を与えた時代に、革新的なエレキ・ギター&ベースで音楽の歴史に変化をもたらしたフェンダー。これらの年代の中でも特に象徴的なモデルをセレクトし、当時の仕様を忠実に再現、現代に甦らせている。カリフォルニア州コロナ工場で精巧に作られるこの新しいフラッグシップ・シリーズは、当時のピックアップやネック・シェイプ、ビンテージ・スタイルのハードウェア、50年代から今日まで使用されてきた伝統的なフェンダーのトーン・ウッドを採用。また、モデルによってニトロセルロース・ラッカーまたはポリウレタン・フィニッシュを採用している。そして、年代を代表したモデルの再現だけでなく、これらのモデルが生み出したインスピレーションをも再現し、新しい世代のミュージシャンへ伝えるフェンダーならではの革新的なシリーズとなっている。ここでは、その中から70年代モデルをご紹介。
1973年には、CBSデザインが標準仕様となり、そのスペックをまとったフェンダーのギター&ベースが世界中のロック、ファンク、フュージョン、プログレのプレイヤーに広く使用されるようになった。フェンダー製品は、これまで以上に人々の目の前に登場。ポップ・カルチャーにおけるストラトキャスターの存在感は、さらに高められたと言える。
「American Vintage II 1973 Stratocaster」は、1973 “C” シェイプのメイプル・ネックを採用し、7.25インチ・ラジアスのメイプルまたはローズウッド指板に21本のビンテージ・トール・フレットを装備。まるで1973年に舞い戻ったかのような、当時の楽器の演奏性を彷彿とさせる。そして、ピュア・ビンテージ '73 スタッガード・ポール・ピックアップを3基搭載し、デュアル・ストリング・ツリー仕様のラージ・ヘッドストック、ヘッドに配置された便利なバレット・スタイル・トラスロッド・ナット、マイクロティルト付きの3ボルト式ネック・プレートなどを装備。その他、ビンテージ・スタイルのFロゴ・チューニング・マシン、ベント・スティール・サドルとコールド・ロールド(冷間圧延)スティール・ブロック付きのシンクロナイズド・トレモロといったプレミアムな仕様を備えている。ボディ材はアッシュで、カラーはモカとレイク・プラシッド・ブルー、エイジド・ナチュラル(フェンダーオンラインショップ限定)の3種類がラインナップ。なお、モカはストラトキャスターでブラック・ピックガードを採用した初のモデル。
テレキャスター・シンラインは、重いアッシュ材を軽量化するためにセミ・ホロウ・デザインを採用し、1968年7月にデビュー。1971年末には、ワイドレンジ・ハムバッカーを搭載し、特徴的な曲線のパーロイド・ピックガードに変更された第2世代シンラインが登場、1972年に量産が開始された。このモデルは、フェンダー初の6弦ハムバッカーと、初の調整可能な6サドル式ブリッジを搭載したテレキャスターであることが、最大の特徴と言えるだろう。
「American Vintage II 1972 Telecaster Thinline」は、当時生産されていたオリジナル・モデルの真髄とも言えるトーンとフィーリングを見事に再現している。1972 “C” シェイプのメイプル・ネックを採用し、7.25インチ・ラジアス指板に21本のビンテージ・トール・フレットを装備。まるで1972年に舞い戻ったかのような当時の楽器の演奏性を彷彿とさせる。そして、オリジナルのサウンドを再現するために不可欠な要素として、1981年以来生産されていなかったCuNiFeマグネットを復活させ、本格的なワイドレンジ・ハムバッカーを製作。その他、ヘッドに配置された便利なバレット・スタイル・トラスロッド・ナット、マイクロティルト付きの3ボルト式ネック・プレート、Fロゴ・チューナー、ベンド・スティール・サドル付きの6サドル式ストリング・スルー・ボディ・ハードテイル・ブリッジといった特徴を備えている。カラーは、エイジド・ナチュラル/3カラー・サンバースト/レイク・プラシッド・ブルーの3種類がラインナップ。
テレキャスター・ファミリーの最上位モデルとして1972年に発表されたテレキャスター・デラックスは、フェンダーが初めて2基のハムバッカーを搭載したソリッド・ボディ・ギター。
「American Vintage II 1975 Telecaster Deluxe」は、1975 “C” シェイプのメイプル・ネックを採用し、9.5インチ・ラジアスのメイプル指板にミディアム・ジャンボ・フレットを装備。まるで1975年に舞い戻ったかのような、当時の楽器の演奏性を彷彿とさせる。そして、ピックガードにマウントされたワイドレンジ・ハムバッカーは、1981年に製造中止となったCuNiFeマグネットを復活させることでオリジナルのサウンドを見事に再現。さらに、ストラトキャスター・スタイルのラージ・ヘッド、快適なバック・カット、デュアル・ボリューム&トーン・コントロール、アッパー・ホーンに配された3ウェイ・トグル・スイッチといった、オリジナルと同様のスペックを採用している。その他、ヘッドに配置された便利なバレット・スタイル・トラスロッド・ナット、マイクロティルト付きの3ボルト式ネック・プレート、6サドル式ハードテイル・ブリッジ、ステンレス・ブロック・サドル、当時の仕様を忠実に再現したテレ・デラックス・チューニング・マシンを装備。ボディ材はアルダーで、カラーは3カラー・サンバースト/ブラック/モカの3種類がラインナップ。
テレキャスター・カスタムは、フェンダーが初めてハムバッカーを採用したモデルの一つ。「American Vintage II 1977 Telecaster Custom」は、1977 “C” シェイプの密度の高いメイプル・ネックを採用し、7.25インチ・ラジアスのメイプルまたはローズウッド指板に21本のビンテージ・トール・フレットを装備。まるで1977年に舞い戻ったかのような、当時の楽器の演奏性を彷彿とさせる。フロントには、1981年に製造中止となったCuNiFeマグネットを復活させることでオリジナルのサウンドを見事に再現した、ワイドレンジ・ハムバッカーを搭載。リアには、ピュア・ビンテージ '77 シングルコイル・テレ・ピックアップを搭載している。また、快適なバック・カット、アッパー・ホーンに配置された3ウェイ・トグル・スイッチ、スタイリッシュなピックガードに取り付けられたデュアル・ボリューム&トーン・コントロールも特徴で、これらが相まってオリジナルの真髄とも言えるトーンとフィーリングが再現されている。その他、6つのスロッテッド・スティール・バレル・サドルを備えたテレ・ブリッジ、Fロゴ・チュ ーナー、ヘッドに配置された便利なバレット・スタイル・トラスロッド・ナット、マイクロティルト付きの3ボルト式ネック・プレートなどを装備。ボディ材はアルダーで、カラーはワインとオリンピック・ホワイト、ブラック(フェンダーオンラインショップ限定)の3種類がラインナップ。
価格:¥324,500 (税込)
価格:¥357,500 (税込)
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