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- 2024/11/16
Fender / American Vintage II 1961 Stratocaster
フェンダーより、ビンテージ・ギター&ベースのスタイルとサウンドを愛するすべてのプレイヤーのための新シリーズ “American Vintage II” が登場した。
50年代、60年代、70年代といったミュージック・カルチャーに多大な影響を与えた時代に、革新的なエレキ・ギター&ベースで音楽の歴史に変化をもたらしたフェンダー。これらの年代の中でも特に象徴的なモデルをセレクトし、当時の仕様を忠実に再現、現代に甦らせている。カリフォルニア州コロナ工場で精巧に作られるこの新しいフラッグシップ・シリーズは、当時のピックアップやネック・シェイプ、ビンテージ・スタイルのハードウェア、50年代から今日まで使用されてきた伝統的なフェンダーのトーン・ウッドを採用。また、モデルによってニトロセルロース・ラッカーまたはポリウレタン・フィニッシュを採用している。そして、年代を代表したモデルの再現だけでなく、これらのモデルが生み出したインスピレーションをも再現し、新しい世代のミュージシャンへ伝えるフェンダーならではの革新的なシリーズとなっている。ここでは、その中から60年代モデルをご紹介。
50年代後期から60年代初期にかけて、フェンダー製品は市場の人気を席巻し、ギターのラインナップが急速に多様化していく中においても、ストラトキャスターは依然として人気の頂点に君臨していた。1961年には、より洗練された美しさをまとい、より鮮やかな赤と大胆な黒の縁取りを持つ3カラー・サンバーストが主流となり、ストラトキャスターの曲線を強調する3プライ・ピックガードが採用されるようになる。
「American Vintage II 1961 Stratocaster」は、1961年に存在していたオリジナル・モデルのトーンとフィーリングを再現。ピュア・ビンテージ '61 ストラトキャスター・ピックアップを3基搭載し、7.25インチ・ラジアスのスラブ・ローズ指板を備えた1961 “C” シェイプ・ネックが特徴となっている。また、コールド・ロールド(冷間圧延)スティール・ブロックとベント・スティール・サドルを備えたピュア・ビンテージ・シンクロナイズド・トレモロ、フェンダー・デラックス・チューニング・マシン、3プライ・ピックガードなどのプレミアムな仕様を採用。ボディ材はアルダーで、カラーはオリンピック・ホワイトと3カラー・サンバースト、フィエスタ・レッド(フェンダーオンラインショップ限定)の3種類がラインナップ。
「American Vintage II 1961 Stratocaster」のレフトハンド仕様もラインナップされている。カラーはオリンピック・ホワイト/3カラー・サンバースト/フィエスタ・レッドの3種類。
1963年には、新しいトーン・ウッドの組み合わせとして、サウンドにパンチがあり明瞭度の高いアルダー材に、ウォームなトーンを提供するラウンド・ローズ指板を採用したモデルが登場。テレキャスターの特徴的なトゥワング・サウンドが、さらに強調されるようになった。
「American Vintage II 1963 Telecaster」は、1963年当時に生産されてたオリジナル・モデルの真髄と言えるトーンとフィーリングを再現。ピュア・ビンテージ '63 テレキャスター・ピックアップ、3スレッデッド・スティール・サドル・ブリッジ、快適な1963 “C” シェイプ・メイプル・ネックに7.25インチ・ラジアス指板を採用している。さらに、12フレットのポジション・インレイの間隔が若干狭いクレイ・ドットといった細部にまで、こだわり抜いて再現。ボディ材とカラーは、マホガニー(税込324,500円)がクリムゾン・レッド・トランスペアレント、アルダー(税込313,500円)がサーフ・グリーンと3カラー・サンバースト(フェンダーオンラインショップ限定)がラインナップ。
ジャズマスターは発表当時、「フェンダーが培ってきた技術を結集し、あらゆる利便性を備えたギター」として宣伝されていた。贅沢な演奏体験を提供し、ジャズ・ギタリストをソリッド・ボディのエレクトリック・ギターに向かせることを意図して開発。この未来的で快適なオフセット・モデルは、当時ジャズ・ギタリストの間で主流だったホロウ・ボディのアーチ・トップとはまったくかけ離れた、突拍子もないものとして大衆の目に映った。そうした背景から、このモデルはジャズ・ギタリストには受け入れられなかった一方で、60年代のサーフ・ギタリストから予想外の人気を得て受け入れられるようになり、その後、インディー・ロックやオルタナティブ、カントリー・ミュージックといったジャンルのプレイヤーの間で絶大な人気を得ることになった。
「American Vintage II 1966 Jazzmaster」は、1966 “C” シェイプのメイプル・ネックを採用し、7.25インチ・ラジアスのバウンド・ラウンドラミネーテッド・ローズ指板に、21本のビンテージ・トール・フレットを装備。まるで1966年に舞い戻ったかのような、当時の楽器の演奏性を彷彿とさせる。そして、特許取得のフローティング・トレモロ、スレッデッド・サドル式のアジャスタブル・ブリッジ、リズム/リード回路に配線されたピュア・ビンテージ '66 ジャズマスター・ピックアップが、伝統的なトーンとオーセンティックなフェンダーのフィーリングを提供。さらに、ホワイト・ネック・バインディング、パール・ブロック・インレイ、フェンダー・デラックス・チューニング・マシン、マッチング・ヘッド(3カラー・サンバーストを除く)など、1966年製ジャズマスターの特徴をまとったモデルとなっている。カラーは、ダコタ・レッドと3カラー・サンバースト、レイク・プラシッド・ブルー(フェンダーオンラインショップ限定)の3種類。
50年代後期から60年代初期は、プレシジョン・ベースを象徴する多くの新機能が導入された転換期。1960年には、テレキャスター・スタイルのデザイン要素からストラトキャスター・スタイルへとシフトし、ヘッドシェイプ、コンター加工、ピックガード・マウントのエレクトロニクス、4サドル・ブリッジといった特徴を備えるようになった。3カラー・サンバーストに塗装され、4プライべっ甲柄ピックガードを備えた1960年製プレシジョン・ベースは、普遍的で洗練されたスタイリングを確立。
「American Vintage II 1960 Precision Bass」は、1960年に生産されたオリジナル・モデルのサウンドとフィーリングを見事に再現している。プレミアムなアルダー・ボディに、1960 “C” シェイプのメイプル・ネック、20本のビンテージ・トール・フレットを配した7.25インチ・ラジアスのスラブ・ローズ指板を採用。ピュア・ビンテージ '60 スプリットコイル・Pベース・ピックアップを搭載している。カラーは、ダフネ・ブルー/3カラー・サンバースト/ブラックの3種類。
現在ではフェンダー・ベースの象徴的な存在となっているジャズ・ベースは、フェンダーのセールスマンを務めたドン・ランドールの「より洗練されたハイエンド・ベース・モデルが欲しい」という希望から誕生。ネック幅は細くアップデートされ、より速く、より楽に演奏できるようになり、滑らかな新しいボディ・スタイルはジャズマスターのオフセット・コンター・スタイルが採用された。そして1966年、ジャズ・ベースは新たな機能を搭載し、さらなる進化を遂げた。
「American Vintage II 1966 Jazz Bass」は、快適な1966 “U” シェイプのメイプル・ネックを採用し、7.25インチ・ラジアスのラウンド・ローズ指板に20本のビンテージ・トール・フレットを装備。まるで1966年に舞い戻ったかのような当時の楽器の演奏性を彷彿とさせる。そして、4サドル・ブリッジやビンテージ・スタイル・ロリポップ・チューナー、ピュア・ビンテージ '66 ジャズ・ベース・ピックアップが、伝統的なサウンドとスタイルを提供。さらに、ホワイト・ネック・バインディング、パール・ドット・インレイ、マスター・トーン付き2ボリューム・コントロール、4プライべっ甲柄ピックガードなど、1966年製ジャズ・ベースならではの特徴を備えている。カラーは、3カラー・サンバーストとオリンピック・ホワイト、シー・フォーム・グリーン(フェンダーオンラインショップ限定)の3種類。
「American Vintage II 1966 Jazz Bass」のレフトハンド仕様もラインナップされている。カラーは3カラー・サンバースト/オリンピック・ホワイト/シー・フォーム・グリーンの3種類。
価格:¥313,500 (税込)
価格:¥357,500 (税込)
価格:¥313,500 (税込)
価格:¥357,500 (税込)