AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
Fender / American Vintage II 1951 Telecaster
フェンダーより、ビンテージ・ギター&ベースのスタイルとサウンドを愛するすべてのプレイヤーのための新シリーズ “American Vintage II” が登場した。
50年代、60年代、70年代といったミュージック・カルチャーに多大な影響を与えた時代に、革新的なエレキ・ギター&ベースで音楽の歴史に変化をもたらしたフェンダー。これらの年代の中でも特に象徴的なモデルをセレクトし、当時の仕様を忠実に再現、現代に甦らせている。カリフォルニア州コロナ工場で精巧に作られるこの新しいフラッグシップ・シリーズは、当時のピックアップやネック・シェイプ、ビンテージ・スタイルのハードウェア、50年代から今日まで使用されてきた伝統的なフェンダーのトーン・ウッドを採用。また、モデルによってニトロセルロース・ラッカーまたはポリウレタン・フィニッシュを採用している。そして、年代を代表したモデルの再現だけでなく、これらのモデルが生み出したインスピレーションをも再現し、新しい世代のミュージシャンへ伝えるフェンダーならではの革新的なシリーズとなっている。ここでは、その中から50年代モデルをご紹介。
ブロードキャスターを発表してわずか1年後、フェンダーは同ネーミングの製品を先に発売していたグレッチ社から名称の使用停止命令を受け取り、名称変更を迫られることになった。1951年末、テレビの急成長とマスへの広がりからインスピレーションを得た最初のブラックガード・テレキャスターが製造ラインから出荷され、以来、このモデルは今日まで継続的に生産されている。シンプルかつ画期的なテレキャスターは、初の大量生産ソリッド・ボディのエレキ・ギターとして世に送り出され、多くのミュージシャンにインスピレーションを与えてきた。
「American Vintage II 1951 Telecaster」は、1951年に存在していたオリジナル・モデルのトーンとフィーリングを再現。バタースコッチ・ブロンド・フィニッシュのアッシュ・ボディが特徴となっている。1951 “U” シェイプのメイプル・ネックに、21本のビンテージ・トール・フレットを配した7.25ラジアス指板を採用。まるで1951年に舞い戻ったかのような当時の演奏性を彷彿とさせる。また、12フレットのポジション・インレイの間隔が若干狭く、フィリップス・ヘッド・ファスナーがトラスロッド・ナット部にあるのも、1951年当時の製造仕様に則って再現されている。加えて、3ブラス・サドル式ブリッジ、フェンダー・デラックス・チューニング・マシン、ピュア・ビンテージ '51 テレキャスター・ピックアップが、伝統的でオーセンティックなトゥワング・サウンドを奏でる。
「American Vintage II 1951 Telecaster」のレフトハンド仕様もラインナップされている。カラーは同じくバタースコッチ・ブロンドのみ。
独特の色気に満ちた曲線、きらめくサウンド、画期的なトレモロ・ブリッジを備えたストラトキャスターが1954年に登場した時、これまで見たこともない真新しさに全世界が驚愕した。さまざまなアップデートを経て、1957年には世紀を代表するギターの一つの完成形にまで進化を遂げた。
「American Vintage II 1957 Stratocaster」は、1957年に存在していたオリジナル・モデルのトーンとフィーリングを再現。ピュア・ビンテージ '57 ストラトキャスター・ピックアップを3基搭載し、滑らかなボディ・コンター、7.25インチ・ラジアスのメイプル指板を備えたVシェイプ・ネックが特徴となっている。また、コールド・ロールド(冷間圧延)スティール・ブロックとベント・スティール・サドルを備えたピュア・ビンテージ・シンクロナイズド・トレモロ、フェンダー・デラックス・チューニング・マシン、1プライ・ピックガードなどのプレミアムな仕様を採用。ボディ材とカラーは、アルダーが2カラー・サンバーストとシー・フォーム・グリーン(市場想定価格:税込313,500円)、アッシュがビンテージ・ブロンド(フェンダーオンラインショップ限定)。
「American Vintage II 1957 Stratocaster」のレフトハンド仕様もラインナップされている。ボディ材とカラーは、アルダーが2カラー・サンバーストとシー・フォーム・グリーン(市場想定価格:税込313,500円)、アッシュがビンテージ・ブロンド(市場想定価格:税込324,500円)。
プレシジョン・ベースは世界初のエレクトリック・ベースで、音楽史におけるもっとも重要な発明の一つとして知られている。プレシジョン・ベースの登場により、ベーシストは正確にイントネーションされたベース・サウンドをアンプで増幅し、なおかつ簡単に持ち運べるようになった。グラミー賞をはじめとする音楽賞を多数受賞している伝説的なミュージシャン、クインシー・ジョーンズは「フェンダーのベースこそが、音楽を永遠に変えた唯一の技術的進歩である」と述べている。当初は、特大のテレキャスター・ヘッドストック、スラブ・ボディ、クローム・コントロール・プレートなど、多くの面でテレキャスターのスペックが踏襲されていたが、1954年までには新しく発売されたストラトキャスターと同じボディ・カーブとコンター・デザインにアップデートされた。
「American Vintage II 1954 Precision Bass」は、当時生産されていたオリジナル・モデルの典型的なトーンとフィーリングを再現すべくアッシュ・ボディを採用し、1プライ・ホワイト・ピックガードを装備。1954 “C”シェイプのメイプル・ネックには、20本のビンテージ・トール・フレットを配した7.25インチ・ラジアス指板が採用されている。その他、ファイバー・サドル付きのピュア・ビンテージ 2サドル・プレシジョン・ベース・ブリッジ、リバース・オープン・ギア・チューナー、フィンガー・レスト、'54 シングルコイル・プレシジョン・ベース・ピックアップといった特徴的な仕様により、伝統的なフェンダーのサウンドとスタイルを実現している。カラーは、ビンテージ・ブロンドと2カラー・サンバースト(フェンダーオンラインショップ限定)がラインナップ。
価格:¥324,500 (税込)
価格:¥324,500 (税込)
価格:¥324,500 (税込)