MXRより、ANALOG.MANとのコラボ・モデルと、ミニ筐体で好評だった「Sugar Drive」のサウンドをノーマル筐体に逆移植したという注目のモデルが発表された。

　カスタム・ショップより登場の「Duke of Tone」は、歴史に残る名機と呼ばれるペダルの一つ、ANALOG.MAN「King of Tone」をもとに、アナログ・マイク氏との共同開発によって再構築されたオーバードライブ・ペダル。ANALOG.MANの主宰者アナログ・マイク氏自らがテストを繰り返し、「King of Tone」が持つクリアで温かなサウンドを再現している。コントロールはオリジナル同様、ボリューム／ドライブ／トーンの3つと、オーバードライブ／ブースト／ディストーションの切り替えスイッチによりクリッピング・モードが選択可能。ブースト・モードでは、ナチュラルなクリーン・ブーストからアンプをフル・ドライブさせるゲイン・ブースターまで、幅広い使用が可能。オーバードライブ・モードでは粗さとコンプレッションを持つ極上のクランチ・サウンド、ディストーション・モードではさらに深いドライブ・サウンドまで、この1台ですべてのトーンをカバー。また、他のペダルとの組み合わせても素晴らしい効果を発揮する。

CSP039 Duke of Tone

CSP039 Duke of Tone

　「Fat Sugar Drive」は、ミニ筐体で好評だった「Sugar Drive」のクリアなオーバードライブ・トーンをノーマル筐体に逆移植。特徴は独自のドライブ・コントロールで、ドライブ・ノブを回すとクリーン・トーンのブレンド量が変化し、真空管アンプがクリーンからオーバードライブへ変化する様子を再現している。 また、エフェクター内部で昇圧することでヘッドルームを増やし、ワイド・レンジでオープンなサウンドを実現。これらの要素を組み合わせることにより、幅広いギター・サウンドを作り出すことができる。なお、デフォルトでトゥルー・バイパスに設定されているが、内部スイッチによりバッファード・バイパスに切り替え可能。カスタム・ピンク・スパークル・フィニッシュも鮮やかな特別仕様のペダルとなっている。

　2機種とも、国内発売は10月上旬を予定。

M94SE Fat Sugar Drive

M94SE Fat Sugar Drive