Fender Player Plus Telecaster × THE CHARM PARK

Fender Player Plus Telecaster

伝統的なルックスに斬新なカラーをまとい
弾き手を触発する機能性を備えたテレ

Fender / Player Plus Telecaster Silver Smoke（Front）

Fender / Player Plus Telecaster Silver Smoke（Back）

　伝統的なテレキャスターらしさはそのままに、SNSを利用するデジタル世代のプレイヤーに向けた斬新なカラーを採用し、幅広いサウンドや演奏性を充実させた“Player Plus Telecaster”。本器用に開発されたPlayer Plus Noiselessピックアップは、ハム・ノイズを抑制しつつ温かく丸みのあるトーンが大きなポイント。さらに、プッシュ／プル仕様のマスター・トーン・ノブをプルすることで両ピックアップを直列で鳴らし、パワフルで厚みのある音色を創出できる。コンター加工が施されたボディ背面やロール・オフ処理のモダン“C”シェイプ・ネックなど、快適な弾き心地も追求。ボディ・カラーは写真のシルバー・スモークを含む、計4種をラインナップ。なお、ストラト・タイプのセンター・ピックアップを備えた“Player Plus Nashville Telecaster”もあわせて展開中だ。

搭載されているピックアップ2基を並列から直列へ切り替えるプッシュ／プル仕様のトーン・ノブを装備。プルにすることで出力とパワーを向上させることができ、曲中で抑揚をつけたプレイをする時にも最適！

Aged Candy Apple Red

Cosmic Jade

3 Color Sunburst

Fender Player Plus Nashville Telecaster

Fender / Player Plus Nashville Telecaster

　本モデルは、米ナッシュビルのセッション・ギタリストたちがオールインワンに使えるギターを切望していたことから誕生したナッシュビル・テレキャスターに、現代的な機能を採用したもの。3基のPlayer Plus Noiselessピックアップは、センターがストラト・タイプとなっている。

THE CHARM PARK's Impression

“2020年代のテレキャスターだ”と
ひと目でわかるインパクト。

　実は初めて買ったエレキ・ギターがメキシコ製のスタンダードなタイプのテレキャスターだったんです。改めて最新のテレキャスターを試してみて、こんなにも細やかなところまで機能がアップデートされているのかと感心しましたね。ボディが体に馴染むようにコンター加工が施されていたり、ロック・ペグを備えていたり、ギタリストのことを考えてくれている感じは触ってみてすぐわかりました。それから、この斬新なグラデーションもカッコ良いですよね。今後さらに何十年か経ったあとに、ひと目で“2020年代のテレキャスターだ”と誰もがわかるインパクトを持っていると思います。

　まず、クリーンで弾いてみて感じたのは、ノイズを抑えてくれるピックアップのおかげか1音1音が柔らかくまとまりがありました。ジャズっぽいコード・ワークで弾いてみたんですが、トーンをちょっと絞るだけですぐに良い音が見つかりますし、上げればガラスのような明るい音色になります。歪みのかかり方は本来のテレキャスターらしさもあって、もうひと段階前に出たい時にプッシュ／プル・スイッチを使うと、ブーストした感じになるのがとても便利ですね。ほかにも、例えばピックアップをミドルにしたクリーンでカッティングをして、ソロになる時にこれをプルするだけでも印象的なフレーズが弾けますし、レコーディングで同じパートをダブリングしたいという時にこの音で録ったら良い具合に厚みが出るんだろうなと思います。テレキャスターの持つ個性を活かしつつ、多彩なサウンドを引き出せる可能性を感じました。

　パーフェローの指板を弾いたのは初めてだったのですが、なめらかな弾き心地がありました。フレットがとても特徴的で、チョーキングで引き上げる時に感じる抵抗感がなく、スムーズにプレイできるのが良いですね。

　それから、センター・ピックアップを加えたPlayer Plus Nashville Telecasterもクールですね！　フェンダーと言えばストラトとテレキャスターですが、それぞれの一番良いところを取り入れているというか。ナッシュビルのセッション・プレイヤーたちがストラトとテレキャスターをどっちも持ち込むのがイヤで、このギターが作られたという説は聞いていましたが、そのとおりだと思いました。スタジオ・ワークでも万能ですし、どんなジャンルのプレイにも適していると思います。

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