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- 2024/11/16
アコースティックエンジニアリング
“自宅で思いきり音を出したい!”、“いつでも楽器を鳴らせる環境を手に入れたい!”……自分のスタジオを持ちたい願望は、楽器を演奏する人ならば誰もが思うこと。そんな“マイ・スタジオ”の夢を実現してくれるのが、プロ用のスタジオやライヴ・ハウスの防音/音響工事も行う、アコースティックエンジニアリングだ。ここでは同社が手がけた“ドラムが叩ける”プライベート・スタジオにフォーカス! 今回ご紹介するのは、神奈川県在住の古川さん宅スタジオ。地下室にある夢の空間を見ていこう。
神奈川県に住む古川秀雄さんの自宅スタジオ。2019年2月に完成したマイホームに、奥様と3人のお子さんの5人家族で暮らす古川さん。今勤めている会社に音楽部があり、そこで知り合ったメンバーとバンドを組んで、3ヶ月に1回ほどのペースでライヴを行っているという。そんな古川さんのスタジオは、地下にある約8.8畳のスペース。
「このあたりの地域は住宅の高さに制限があり、敷地も限られていたので、床面積を増やすには地下室を作るしかなかったんです。だったら、もともと防音室にも興味があったので、地下にスタジオを作ろうと。アコースティックエンジニアリングは住宅メーカーに紹介していただきましたが、ドラム・マガジンの記事で見ていましたし、個人練習でよく使っていたリハスタも手がけていて、全部がつながった感じがしました」。
さすが地下だけあって遮音性能は申し分なく、「真上のリビングでも、テレビを見ていたら全然気にならない」そうだ。「音の響き具合いも、程良くサステインが残る感じが気に入っています。いつかバンドのメンバーも呼ぶつもりですが、どんなふうに聴こえるか楽しみです」。
古川さん曰く「朝起きてドラムを叩いてから会社に行って、帰ってきてから叩けるのが最高」というこのスタジオ。今後どう活用していきたいか尋ねてみると……。
「自分のバンドで使うのもそうですけど、子供が友達を連れてきてバンドをやってくれたらいいなと。今はときどき遊びで音を出している程度ですが、この部屋で思い出を作ってくれたらうれしいですね」。
※本記事はリズム&ドラム・マガジン2019年8月号の記事を転載したものです。
株式会社アコースティックエンジニアリングは、音楽家・音楽制作者のための防音・音響設計コンサルティングおよび防音工事を行う建築設計事務所。1978年に創業して以来、一貫して「For Your Better Music Life」という理念のもと、音楽家および音楽を愛する人達へより良い音響空間を共に創り続け、携わった物件の数は2,000件を超えている。現在も時代の要請に答えながら、コスト・パフォーマンスとデザイン性に優れ、「遮音性能」、「室内音響」、「空調設備」、「電源環境」、「居住性」というスタジオの性能を兼ね備えた、新しいスタイルのスタジオを提案し続けている。
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