アコースティックエンジニアリングが手がけた“理想の音楽制作を実現する”環境
- 2024/11/25
Roland / VRC-01
ローランドは、複数のスマートフォン/タブレットをワイヤレスで接続できるライブ・ストリーミング・システム、AeroCaster VRC-01を 2022年3月下旬に発売する。
スマートフォン/タブレットのカメラ映像を、VRC-01専用iPadアプリ「AeroCaster LIVE」インストールしたiPadにワイヤレスで転送。マイク・楽器などもVRC-01に接続可能で、iPadと『VRC-01』をケーブルで接続するだけで、パソコンを使用することなく、iPadからWi-Fiや4G/5G回線を介してYouTubeやFacebook、Twitch、カスタムRTMPチャンネルなどでライブ配信ができる。
本体にはスマートフォン、タブレットなど最大4台をワイヤレス接続でき、スマートフォンのカメラを使用した撮影が行なえ、AeroCaster LIVEアプリを操作するiPad本体のカメラの使用も可能。加えてiPadに保存されている動画や写真の出力もできる。カメラとして使用するスマートフォンやタブレットに、iOS/Androidアプリ「AeroCaster Camera」(※1)をインストールすることで、各カメラの露出、ホワイト・バランスなどの設定をiPadから遠隔操作可能。この他、映像へのテキスト/画像挿入や、PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)、画面合成/分割などの設定は30種類まで登録でき、画面切替時のエフェクトも簡単に使用できる。
また、VRC-01には高性能オーディオ・ミキサーを装備しており、ディレイ、リバーブを始め、ハイパスフィルターやノイズ・ゲート、ディエッサー、コンプレッサー、リミッターなど音声エフェクトも充実。マイクや電子楽器などからの入力2つに加え、音楽プレーヤーを接続可能。新機能のオート・ディレイ(※2)によるネットワーク経由で入力されたカメラ映像の遅延を自動的に算出し、映像と音声のズレが小さくなるよう自動調整し出力できる。
(※1)Android版「AeroCaster Camera」は、AeroCaster発売と同時公開。 (iOS版は2021年9月14日公開済) (※2)日本特許出願中
価格:オープン