プロフェッショナル・ペダル・ブランド “29 Pedals” より、今年4月に発売され話題となっているバッファ／インプット・ドライバー「EUNA」に続く新製品「OAMP（ワンプ）」が登場した。

　29 Pedals は、数々の著名アーティストのレコーディング・エンジニアやPAエンジニアとして活躍する Jesse Honig が主宰するハンドメイド・ペダル・ブランド。その2つ目のラインナップとなる「OAMP」はペダルボード最終段、アンプの手前でサウンドを底上げするアウトプット・ドライバー／バッファ。ペダルボード内の最終段に配置する想定で、ボード内で引き回されたシグナルのコンディショニングを行う。さらに、ペダルボードからアンプまでの長尺ケーブルによる音質劣化も防いでくれる。

　P（プレゼンス）コントロールは、右へ回し切るとマイルドなシェイピング、左へ回していくとアンプのトーン・コントロールに近い微妙なミッド・スクープが加わる。I（インプット・ゲイン・ステージ）は、ハイ／ロー／ブライトから選択。ブライトは、ロー設定にトップ・エンドのきらびやかな響きを加える。O（アウトプット・ゲイン・ステージ）は、ロー／ハイ／ダークから選択。ダークはハイ設定のトップ・エンドをカットする。L（レベル）コントロールは、2つのゲイン・ステージの間に位置するトリム・コントロール。2つのゲイン・ステージがローでプレゼンスがフルの時、最大ゲインは6dB。2つのゲイン・ステージがハイの時、最大29dBとなる。

　さらに、あらゆる電源で最高のパフォーマンスを提供する “WHATEVER” パワーサプライや、本機をオフにすると外部ループが有効になるセンド／リターン端子も搭載。あらゆるセットアップに最適な解像度とスウィートさを加え、ワンランク上のサウンドを実現してくれることだろう。なお、初回ロットの入荷数は非常に少ないため、入手はお早めに。