AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
K.YAIRI / RF-150SP
アコースティック・ギター・マガジンの看板企画ニューギア ・サウンドチェックが、動画で楽しめる“アコギ・ソムリエ有田純弘のニューギア ・チェック”として連載記事になりました。 2021年6月号 Vol.88からお届け!
岐阜県可児市に本拠を置く老舗による、クラシック・ギターとほぼ同等サイズのボディを持つRFシリーズの1本で、サイドとバックに見事な杢の出たコア材を使用した最上位モデル。ナット幅も42mmと細めで全体としてはコンパクトだが、645mmスケールによる豊かなサウンドが楽しめる。
ピッキングの変化でアーティキュレーションや
ニュアンスを表現するのが楽しくなるギター。
すごく軽量なギターですね。ネックはややVシェイプの薄めのグリップ。握りやすく、押弦しやすいです。出音はとてもこなれた感じで、ピッキングの変化でアーティキュレーションやニュアンスを表現するのが楽しくなるギターですね。爪弾きでもピック弾きでもレスポンスがあまり変わらない感じです。コードのまとまりも音の分離も良い。出音に華がありますね。バランスの良さからライブでもレコーディングでも使いやすそうです。
前号から始まった本企画。アコースティック・ギター・マガジンVol.88ニューギア ・サウンドチェックに掲載している5本の演奏動画もYouTubeで公開中です。
本記事は、リットーミュージック刊『アコースティック・ギター・マガジン 2021年6月号 Vol.88』の記事を抜粋・転載したものです。今号巻頭特集はアコギで楽しむ大滝詠一の“ロ・ン・バ・ケ”。おまけとして大滝詠一名曲集の歌本(全13曲)も付録。さらに追悼トニー・ライス、復活のギルドUSAなども。ぜひチェックしてみてください!
価格:オープン
有田純弘(ありた・よしひろ)
1957年生まれ。84年に渡米し、翌年、U.S.ナショナル・バンジョー・チャンピオンシップにて優勝。一時期はボストンを拠点にジャズ、ブルーグラス、民族音楽などさまざまなジャンルで活躍、さらにはベラ・フレック、デヴィット・グリスマンを始めとした数々のビッグ・ネームと共演を果たした。92年にソロ・アルバム『Whale Dance』(Strictly Country Records:SCR-28)を発表。現在はギター、マンドリン、バンジョーなどあらゆる弦楽器を操るマルチ弦楽器プレイセッションに参加。洗足音楽大学ジャズコース講師を務める傍ら、鬼怒無月や竹中俊二とのトリオ“FRETLAND”などで精力的な活動を展開している。