Positive Grid Spark LIVE meets Toshiki Soejima & Naho Kimama
- 2024/12/13
アコースティックエンジニアリング
“自宅で思いきり音を出したい!”、“いつでも楽器を鳴らせる環境を手に入れたい!”……自分のスタジオを持ちたい願望は、楽器を演奏する人ならば誰もが思うこと。そんな“マイ・スタジオ”の夢を実現してくれるのが、プロ用のスタジオやライヴ・ハウスの防音/音響工事も行う、アコースティックエンジニアリングだ。ここでは同社が手がけた“ドラムが叩ける”プライベート・スタジオにフォーカス! 今回は則竹裕之氏をフェイバリット・ドラマーに挙げる神奈川県在住の小蔦規夫さんの自宅スタジオを紹介していきます!!
プロ用のスタジオやライヴ・ハウスなどを手がける防音/音響建築の専門業者アコースティックエンジニアリングが設計した自宅スタジオで“好きな時間に思いきりドラムを叩きたい”という夢をかなえたドラマーを紹介している当連載。今回は2017年夏に完成した小蔦規夫さんの自宅スタジオを訪ねた。
幼い頃から音楽に親しみ、小学5年生で初めてドラム・セットを叩いた小蔦さんは「いつか家でドラムを叩けるようになりたい……というか、いつかはそうなるんじゃないかと漠然と思っていました」という。
「アコースティックエンジニアリングのことはドラム・マガジンで知っていたので、家を建てることになって住宅メーカーと契約するときに雑誌を渡し、スタジオはこちらにお願いしたいと伝えました。最初、1階にスタジオを作ると生活スペースのレイアウトが難しくなるかなと心配していましたが、うまく設計していただいたので不便はありません」。
そんな小蔦さんのフェイバリット・ドラマーは則竹裕之。約15年前、当時の則竹のセッティングに合わせて購入したドラム・セットも、このスタジオが完成したことで、昼夜を問わず叩けるようになった。
「素人ながら、ドラムは自分の人生の一部のようになっているのですが、それを倉庫に入れっぱなしにしているのは違うなと、ずっと思っていました。これでようやく本当に、自分の人生の一部になったんだと感じています。仕事から帰ってきて食事などをすませ、夜11時くらいからが自分の時間。スピーカーから音楽をガンガン流しながら叩いていますが、隣に住んでいる両親はまったく気づかないほど。音の響きもとても気持ち良いです。とにかく、家に自分のドラムがセットされていること自体が信じられなくて、うれしくてついスタジオを覗いてしまいます(笑)。夢の部屋を作っていただきました」。
※本記事はリズム&ドラム・マガジン2018年2月号の記事を転載したものです。
株式会社アコースティックエンジニアリングは、音楽家・音楽制作者のための防音・音響設計コンサルティングおよび防音工事を行う建築設計事務所。1978年に創業して以来、一貫して「For Your Better Music Life」という理念のもと、音楽家および音楽を愛する人達へより良い音響空間を共に創り続け、携わった物件の数は2,000件を超えている。現在も時代の要請に答えながら、コスト・パフォーマンスとデザイン性に優れ、「遮音性能」、「室内音響」、「空調設備」、「電源環境」、「居住性」というスタジオの性能を兼ね備えた、新しいスタイルのスタジオを提案し続けている。
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