AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
TAYLOR / 814ce V-Class
アコースティック・ギター・マガジンの看板企画ニューギア ・サウンドチェックが、動画で楽しめる“アコギ・ソムリエ有田純弘のニューギア ・チェック”が始まります。 2021年3月号 Vol.87からお届け!
アメリカのトップ・ブランドの上位機種となる、ローズウッド・ボディの814と812がアップデート。ラディアス・スタイルのアームレストが標準仕様となった。ピッキングする方の腕の負担が軽減されて、Vクラス・ブレイシングによる性能向上をより生かせる演奏性が確保されたことになる。
アームレストがあって右腕が楽。
演奏フォームが自然に変わる。
いやあ、これ、生音なのにアンプで鳴らしているかのような音量が出ます。アームレストがあって右腕が楽だし、僕には不得意なはずの手をフローティングさせたアルペジオも、腕全体がフレキシブルに動くから難なくできてしまう。演奏フォームが自然に変わるわけで、実はこのアームレスト加工、すごいところに影響を与えていると思います。ガンガン鳴らしてもピッチが揺るがないし、原音がそのまま生きるピックアップ・システムの性能も群を抜いていますね。
アコースティック・ギター・マガジンVol.87ニューギア ・サウンドチェックに掲載の15本の演奏動画はすべてYouTubeで公開中です。
本記事は、リットーミュージック刊『アコースティック・ギター・マガジン 2021年3月号 Vol.87』の記事を抜粋・転載したものです。今号表紙は浦沢直樹&六角精児の特別対談を冠したフォーク特集号。歌本小冊子を付属という特典もあるので、ぜひチェックしてみてください!
価格:¥620,000 (税別)
有田純弘(ありた・よしひろ)
1957年生まれ。84年に渡米し、翌年、U.S.ナショナル・バンジョー・チャンピオンシップにて優勝。一時期はボストンを拠点にジャズ、ブルーグラス、民族音楽などさまざまなジャンルで活躍、さらにはベラ・フレック、デヴィット・グリスマンを始めとした数々のビッグ・ネームと共演を果たした。92年にソロ・アルバム『Whale Dance』(Strictly Country Records:SCR-28)を発表。現在はギター、マンドリン、バンジョーなどあらゆる弦楽器を操るマルチ弦楽器プレイセッションに参加。洗足音楽大学ジャズコース講師を務める傍ら、鬼怒無月や竹中俊二とのトリオ“FRETLAND”などで精力的な活動を展開している。