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- 2024/11/16
アコースティックエンジニアリング
“自宅で思いきり音を出したい!”、“いつでも楽器を鳴らせる環境を手に入れたい!”……自分のスタジオを持ちたい願望は、楽器を演奏する人ならば誰もが思うこと。そんな“マイ・スタジオ”の夢を実現してくれるのが、プロ用のスタジオやライヴ・ハウスの防音/音響工事も行う、アコースティックエンジニアリングだ。ここでは同社が手がけた“ドラムが叩ける”プライベート・スタジオにフォーカス! 今回は埼玉県在住の水岡靖貴さんが、子供の頃から夢見ていたという念願の自宅スタジオを紹介していきましょう!!
プロ用のスタジオやライヴ・ハウスなどを手がける防音/音響建築の専門業者アコースティックエンジニアリングが設計した自宅スタジオで“好きな時間に思いきりドラムを叩きたい”という夢をかなえたドラマーを訪ねるこのコーナー。今回紹介するのは、ジャズをこよなく愛するドラマー&ギタリストの水岡さんの自宅スタジオ。子供の頃から夢見ていたという、念願のスタジオの詳細を拝見すると共に、水岡さんの“次の夢”も聞くことができた。
私はギターを10〜11歳くらいに、ドラムは13歳頃から始めたのですが、子供の頃からずっと自宅スタジオを作るのが夢で(笑)。家を建てることになってその夢が現実になったんです。土地から探していたので苦労はかなりあったんですけど、“自宅スタジオが作れないなら家を建てる意味がないんじゃないか”というくらい“スタジオありき”でしたね(笑)。
(スタジオを作る)メーカーさんはやっぱり“実績がある”ということを基準にいろいろ探していたのですが、大きなプロ用のスタジオを建てたという大きなメーカーさんはあっても、“自宅スタジオを建てた”実績……しかもピアノ室でなく、ドラムとなると本当になくて。その点、アコースティックエンジニアリングさん(以下AE)は、ドラム室の実績がすごくありますし、問い合わせたときも(ドラム・スタジオに)慣れているなととても感じました。“ドラム・スタジオならこういうやり方があります”と明確でしたし、すごく話が早かったですね。遮音性能の保証もありましたし、お任せしてまったく問題ないと思いました。
スタジオは“とにかく遮音をしっかりしたい”ということをお伝えしたんですけど、お陰様で24時間好きなときに使っています。子供達がまだ小さいので、どうしても寝静まってからスタジオを使うことが多いのですが、私がドラムを叩いていても、妻や子供達の睡眠を邪魔することはまったくないようですし、とにかくこの空間があることで落ち着くんです。自分を取り戻すというか(笑)。スタジオにはTVモニターもあるので、映画も観たりするんですよ。これがすごく良くて(笑)。もちろん、ドラム・セットの前に鏡を置いて教則DVDを観ながら練習したりもしますし。
今後すごく楽しみにしているのは、将来子供達が大きくなったらここでドラムをやらせたくて。家族でジャズ・バンドをできたら良いなと思っているんです。今は(お子さん達が)スタジオに入るといろいろと触ってしまい、ちょっと早いというか怖いかなと思っているんですけど(笑)、娘はピアノを習っているのでここで練習するのも良いですし、娘の友達に防音室があることを言うと、ドラムをやってみたいと話す子もいますし、これからいろいろな使い方ができると思います。
※本記事はリズム&ドラム・マガジン2014年6月号の記事を転載したものです。
株式会社アコースティックエンジニアリングは、音楽家・音楽制作者のための防音・音響設計コンサルティングおよび防音工事を行う建築設計事務所。1978年に創業して以来、一貫して「For Your Better Music Life」という理念のもと、音楽家および音楽を愛する人達へより良い音響空間を共に創り続け、携わった物件の数は2,000件を超えている。現在も時代の要請に答えながら、コスト・パフォーマンスとデザイン性に優れ、「遮音性能」、「室内音響」、「空調設備」、「電源環境」、「居住性」というスタジオの性能を兼ね備えた、新しいスタイルのスタジオを提案し続けている。
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