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- 2024/11/16
アコースティックエンジニアリング
“自宅で思いきり音を出したい!”、“いつでも楽器を鳴らせる環境を手に入れたい!”……自分のスタジオを持ちたい願望は、楽器を演奏する人ならば誰もが思うこと。そんな“マイ・スタジオ”の夢を実現してくれるのが、プロ用のスタジオやライヴ・ハウスの防音/音響工事も行う、アコースティックエンジニアリングだ。ここでは同社が手がけた“ドラムが叩ける”プライベート・スタジオにフォーカス! 2021年の第一弾は、家族で活用しているという埼玉県在住の勝沼智彰さんの自宅スタジオを紹介していこう!!
プロ用のスタジオやライヴ・ハウスなどを手がける防音/音響建築の専門業者アコースティックエンジニアリングが設計した自宅スタジオで“好きな時間に思いきりドラムを叩きたい”という夢をかなえたドラマーを紹介しているこの連載。今回の訪問先は、埼玉県に住む勝沼智彰さんの自宅スタジオだ。
木造2階建ての住宅に家族4人で暮らす勝沼さん。大学時代は音楽サークルでバンド活動に明け暮れたそうだが、卒業して仕事を始めてからは、多くの人がそうなるようにバンドやドラムからは遠ざかっていた。
「でも身体のどこかで“ドラムが叩きたい”っていう感覚がずっとあって、思い切り叩ける環境をいつか手に入れたいと思っていたんです。それで、家を建てることになったときに一番に“防音室を作りたい”という話をして、予算や間取りなどを最初から全部考えて作っていきました」。
そうして出来上がったスタジオに置かれているのは、グレッチのドラム・セット。
「別に楽器にすごくこだわっているわけではなくて、これもネット・オークションに格安で出ていたのを、まだドラムのこともよくわかっていない頃に憧れの気持ちだけで買ったんです。もちろん家では叩けないので置きっぱなしになっていて、ようやくここで鳴らしたときには感動しました。スタジオによっては大きい音を出すと耳が痛くなったり、あまりにも音が響かなくて味気なかったりしますが、ここはそういうことが全然なくとてもバランスの良い音だと思います」。
今はほぼ毎日ドラムを叩く一方で、学生時代の友人を招いて音を出したり、ご夫婦でカラオケを楽しんだりとフル活用。お子様も楽器に興味を示しているという。
「ほんの10分くらいドラムを叩くだけでも気分がスッキリするんですよね。それに、僕だけじゃなく家族で使える部屋になったので、作ってよかったなと本当に思います」。
※本記事はリズム&ドラム・マガジン2019年3月号の記事を転載したものです。
株式会社アコースティックエンジニアリングは、音楽家・音楽制作者のための防音・音響設計コンサルティングおよび防音工事を行う建築設計事務所。1978年に創業して以来、一貫して「For Your Better Music Life」という理念のもと、音楽家および音楽を愛する人達へより良い音響空間を共に創り続け、携わった物件の数は2,000件を超えている。現在も時代の要請に答えながら、コスト・パフォーマンスとデザイン性に優れ、「遮音性能」、「室内音響」、「空調設備」、「電源環境」、「居住性」というスタジオの性能を兼ね備えた、新しいスタイルのスタジオを提案し続けている。
株式会社アコースティックエンジニアリング
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