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エレクトリック・アップライト最新事情

エレクトリック・アップライト・ベース

  • 制作:ベース・マガジン 文:坂本信 写真:菊地英二 動画撮影・編集:熊谷和樹 音声:嵩井翔平

ウッド/アップライト・ベース=ジャズという図式はとうの昔に崩れ、ジャズ以外のフィールドで活動しているベーシストにとってもウッド/アップライト・ベースの音色というのは魅力的なものだろう。しかし、ガチのウッド・ベースはいろんな意味でハードルが高い。そこで視野に入ってくるのが、エレクトリック・アップライト・ベースだ。最新の注目モデルを、ジャズはもちろんJポップのフィールドでも大活躍中のベーシスト、須長和広の試奏を通してチェックしていこう。

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須長和広 × 注目エレクトリック・アップライト

ARIA
SWB-03SHX

エレベからの持ち替えにも向いたコンパクト・ソリッド

 現行のエレクトリック・アップライトとしては上位のモデルで、ソリッド・ボディにボルトオン・ネックという、エレクトリック・ベースと同様のシンプルな構造を採用している。以前に販売されていた5弦のモデルや、より上位のホロウ・ボディを持つモデルと同様のスリムなデザインは、アリアのエレクトリック・アップライトではお馴染みのものだが、本機はナット幅を43mmに広げることで、よりアコースティック・ベースに近い弾き心地を実現するなど、細かい改良が進んでいるようだ。また、ボディの体に当たる部分を再現するために、軽量な金属製のパイプをネジ留めするようになっている。ピックアップは定評あるドイツのシャドウ社製を搭載。ブリッジの底面に仕込む平らなセンサーは、表裏両面でブリッジの振動を拾うのが特徴で、低音が豊かで自然なサウンドが得られる。プリアンプはヴォリュームのほか、トレブルとベースの2バンド・イコライザーを備えている。

▲コントロールは、ヴォリュームとトレブルとベースの2バンドEQ。ピックアップはドイツのシャドウ製を搭載している。

▲薄くコンパクトなボディの一方、ハイ・ポジションの指板サイドには親指を置くためのスリットが入れられているので、ピッキングもしやすい。

【Specifications】
●ボディ:アルダー●ネック:メイプル●指板:メイプル●スケール:41.3インチ●ピックアップ:シャドウSH950(ピエゾ)●コントロール:ヴォリューム、トレブル、ベース●ペグ:オープンギア・タイプ●ブリッジ:メイプル●カラー:アンティーク・ヴァイオリン●価格:¥230,000

●問い合わせ:荒井貿易(☎052-711-3311)
http://www.ariaguitars.com/jp/

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Sunaga’s Impression

ARIA / SWB-03SHX

エレキ・ベースを使っている人にとってもすごく弾きやすい。

 全体的には、ウッド・ベースというよりもむしろ、エレキ・ベースとはまた違う新しい楽器のような印象ですね。ウッド・ベースが使えないときの代替品としてというのとはまた別の使い方ができる可能性があると感じました。エレキ・ベースを使っている人にとってもすごく弾きやすくて、エレキから持ち替えても違和感なく使えるんじゃないかと思います。昔からこの基本的なデザインは変わっていないそうですが、アリアとしてはこれが完成形ということなんでしょうね。これからも小さな改良は施されていくのかもしれませんが、これはこれでおもしろい楽器だと思いました。サウンド的には、今回試奏した5本のなかでは、ウッド・ベースとエレキのフレットレスのちょうど真んなかのポジションにいるかなという感じでした。ウッド・ベースと違ってハイ・ポジションも、ロー・ポジションと同じ押さえ方のままいける範囲が広いのも、エレキから持ち替えやすい理由のひとつだと思います。

IBANEZ
UB804-MOB

34インチ・スケールを採用した新概念のアップライト

 ユニークな企画のモデルを送り出しているアイバニーズ・ベース・ワークショップ・シリーズの1本で、864mmという、エレクトリック・ベースの標準的なスケールを採用し、エレクトリックのプレイヤーが最も気軽に持ち替えられるのが最大の特徴である。ピエゾ・ピックアップ内蔵のブリッジは4個が独立しており、それぞれのピックアップの出力にはトリマーが用意されているので、各弦の出力バランスを好みやタッチに合わせて調節できる。また、アクティヴ・プリアンプのコントロールはヴォリュームにトーンとシンプルだが、ピチカートでもアルコでもウッド・ベースらしさのあるサウンドが楽しめる。演奏時には専用のスタンドに取り付ける形になるが、ドラム・メーカーとして知られるTAMA製のスタンドは安定感がある。このスタンドと本体をスリムに収納できるギグバッグも付属しており、システム全体としてよく練られたデザインの製品だと言える。

▲コントロールは、ボディ・サイドに設置されたヴォリュームとトーンのつまみのほか、ボディ・バックのトリムにて各弦のピエゾ・ピックアップの出力を調整可能だ。

▲アイバニーズ製エレキ・ベースでもお馴染みの各弦独立タイプのブリッジを搭載。本モデル専用にチューンされたAeroSilkピックアップは弓弾きにも対応する。

【Specifications】
●ボディ:メイプル●ネック:メイプル/ウォルナット●指板:ジャトバ●スケール:34インチ●ピックアップ:カスタムAeroSilk(ピエゾ)●コントロール:ヴォリューム、トーン、各弦ピエゾ・ゲイン●ペグ:オリジナル・ロトマチック・タイプ●ブリッジ:カスタムAeroSilk MR5ブリッジ●カラー:マホガニー・オイル・バースト●価格:オープンプライス(市場実勢価格:¥99,900前後)

●問い合わせ:星野楽器販売(☎0561-89-6900)
https://www.ibanez.com/jp/

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Sunaga’s Impression

IBANEZ / UB804-MOB

ウッド・ベースの知識がなくても感覚で弾けると思います。

 アイバニーズはホロウ・ボディでフレットレスのSR(SRH500F)を試奏したことがあって、それに近い印象でした。あれはエレキ・ベースですが、これは何と言うか、新しい楽器ですよね。ウッド・ベースっぽさみたいなものを完全に排除しているというか、それとはまた別のものになりたいんだろうなというようなコンセプトが感じられます。でも、そのわりにはアルコで弾いたときの反応も良かったし、弾いていて楽しい楽器ですね。エレキ・ベースを弾く人だったら、これこそ違和感なく弾ける楽器だと思います。ウッド・ベースの知識がなくても感覚で弾けるだろうし。これだけ小さいと持ち運びも便利ですよね。あと、ポジション・マークを打ってくれているのが優しくて、ありがたいですね。ポジション・マークについては賛否両論あるようですが、最近は海外のクラシックの人でも指板にポジション・マークを貼っているのをけっこう見かけるし、演奏の安心感を高めてくれますね。

LANDSCAPE
SWB-GAMBA/R

ウッド・ベースの弾き心地をトレースしたホロウ・ボディ・モデル

 今回取り上げたなかで唯一、アコースティックなボディを持つ本機は、オランダのヨーロピアン・ジャズ・トリオに1995年から在籍するベーシスト、フランス・ヴァン・デル・ホーヴェンの協力を得て開発された、ブランドの最上位モデルである。オール単板のボディはスプルースのトップにメイプルのサイドとバック、ネックもメイプルで指板がエボニーと、アコースティック・ベースと同じ材を採用。小さめの音量ながら生鳴りが楽しめるので、フルサイズの楽器でははばかられるような環境でも練習できる機会が増えるだろう。また、ネックはいわゆる“Dネック”を採用し、ボディには体を支える長さ調整可能なアームが取り付けられるので、アコースティック・ベースと同様のポジション感覚で演奏できる。ピックアップはデイヴィッド・ゲージのリアリスト・ウッドトーンと、オリジナルのマグネティック・タイプを搭載し、ピチカートからアルコまで幅広く対応できる。

▲コントロールは、マグネティック・ピックアップ・ヴォリューム、ピエゾ・ピックアップ・ヴォリューム、ベース、ミドル。ピエゾ・ピックアップにはリアリストを採用する。

▲スリムで持ち運びやすいオール単板のボディはホロウ構造になっている。コンパクトなボディ・サイズからは意外な“鳴り”の良さを実現した。

【Specifications】
●ボディ:シトカ・ソリッド・スプルース(トップ)、ソリッド・メイプル(サイド&バック)●ネック:メイプル●指板:エボニー●スケール:42.5インチ●ピックアップ:オリジナルPB-U(マグネティック)、デイヴィッド・ゲージ・リアリスト・ウッドトーン(ピエゾ)●コントロール:マグネティック・ピックアップ・ヴォリューム、ピエゾ・ピックアップ・ヴォリューム、ベース、ミドル●ペグ:ゴトーGB29●ブリッジ:メイプル●カラー:アンティーク・ヴァイオリン●価格:¥420,000

●問い合わせ:フックアップ(☎03-6240-1213)
https://hookup.co.jp/products/landscape

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Sunaga’s Impression

LANDSCAPE / SWB-GAMBA/R

弦をハジく右手の感覚がウッド・ベースに近い。

 まず印象的なのは、普段ウッド・ベースを弾いている自分にとっての弾きやすさ。ネックの仕込みもウッド・ベースに揃えているということで、弦をハジく右手の感覚がウッド・ベースに近いのも、弾きやすさの理由だと思います。ピックアップはマグネティックとピエゾの両方が搭載されているので、エレキのフレットレスから本格的なウッド・ベースまで、いろんなサウンド作りができるでしょう。ボディはホロウなので生鳴りはありますが、ウッド・ベースに比べてハウリングの心配ははるかに少ないですね。見た目は細身ながらウッド・ベースっぽい印象はなくなっていないので、弾くときにもモチベーションが上がるでしょう。サウンドもウッド・ベース寄りなので、そういうサウンドを求めている人にはすごく良いと思います。あと、エンド・ピンが丈夫で、長く伸ばしても楽器がすごく安定してくれるのはありがたいですね。余計な気をつかわずに演奏に集中できますから。

WARWICK
ROCKBASS TRIUMPH LITE

エントリー・シリーズに登場した伝統のあるアップライト・シェイプ

 三角形のボディ・デザインがユニークなトライアンフ・ベースはもともと、ワーウィック社の前身にあたるフラマス社の時代に開発されたモデルで、今回取り上げた5本のなかではもっとも歴史ある1本だ。Rock Bassは、ワーウィックのラインナップでは最も手に取りやすい価格帯のシリーズで、最上位のカスタム・ショップにも同じデザインを基本にしたモデルがある。ソリッド・ボディを持つ本機のユニークな点は、アコースティック・ベースのボディの高音弦側の肩に相当する部分を再現するパーツの取り付け位置が、上下に調節可能になっているところだろう。これにより、立奏でも座奏でも、プレイヤーにとって最適なポジション感覚に楽器を合わせることができる。ピックアップはピエゾのパッシヴで、コントロールもヴォリュームとトーンのみとシンプルにまとめられている。カラーはブラック、クリーム・ホワイト、メタリック・レッドの3種類から選択できる。

▲コントロールは、ヴォリュームとトーン。パッシヴ・タイプのエレクトロニクスだ。ピックアップはオリジナルのピエゾ・タイプを搭載する。

▲高音弦側の肩はネジ止めによる着脱式で、高さ調節をすることも可能だ。不必要であるという人は取りはずして使ってもいいだろう。

【Specifications】
●ボディ:メイプル●ネック:メイプル●指板:ローズウッド●スケール:40.9インチ●ピックアップ:アクティヴ・ロックベース・ピエゾ(ピエゾ)●コントロール:ヴォリューム、トーン●ペグ:ヴィンテージ・スタイル●ブリッジ:メイプル●カラー:ソリッド・クリーム・ホワイト(写真)、ソリッド・ブラック・ハイ、メタリック・レッド●価格:¥115,000

●問い合わせ:コルグお客様相談窓口(☎0570-666-569)
https://www.warwick.jp/

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Sunaga’s Impression

WARWICK / ROCKBASS TRIUMPH LITE

日本のメーカーとは違った発想がおもしろい。

 まず、ボディの肩に相当する部分の位置が調節できるというのがユニークですね。ウッド・ベースはボディの形や大きさが必ずしも同じというわけではないので、肩の位置も楽器によってずいぶん違うと思うんですよ。それに合わせて調節できるというのは、本器だけの機能ですね。自分が持っているウッド・ベースに合わせる以外にも、例えばハイ・ポジションを多用する人なら、そういう使い方に合わせて楽器をカスタマイズすることもできると思います。サウンドそのものは、どちらかというとエレキのフレットレスに近い印象でした。特に1弦の“ミャイーン”って伸びる音が好きな人なら好みが合うと思います。コントロールはヴォリュームとトーンだけなので、シンプルで直感的で、操作に困ることがないのも良いなと思いました。今回はこれだけがドイツのメーカー製ということで、日本のメーカーとはまた違った発想が盛り込まれているのがおもしろいですね。

YAMAHA
SLB300

限りなくウッド・ベースに近い貫禄のサウンドと演奏性

 ヤマハのサイレント・ベースとしては4世代目のモデル。外観は先代のSLB200とあまり変わっていないが、必要最小限にまで削ぎ落とされたボディとブリッジ付近の構造の工夫により生音の音質とバイブレーション感が向上し、さらに独自開発のSRT(スタジオ・レスポンス・テクノロジー)パワード・システムを採用したことで、ウッド・ベースの弾き心地を再現した。プリアンプにはウッド・ベース録音用定番マイクで拾った音のシミュレーションが3種類内蔵され、よりリアルなサウンドが再現できるようになった。ブレンド・コントロールでピックアップ・ダイレクト音とのバランスを調節でき、現場に合せた音作りが可能だ。取りはずし式フレームでボディの肩の部分を再現したり、ネックのヒールを標準的な位置に設定したり、通常のコントラバス用の弦が使用できたりと、ウッド・ベースと変わらない演奏性を再現するために、あらゆる方向からの工夫の跡が随所に見られる。

▲コントロールは、ヴォリューム、トレブル、ベースのほか、ピックアップからの直接の信号と3つのマイク・タイプのシミュレート・サウンドのブレンドを備える。

▲最小限のサイズのボディはホロウ構造で、楽器の軽量化にもつながっている。エボニーを使用したテイルピースはリバース式だ。

【Specifications】
●ボディ:スプルース(トップ)、スプルース、マホガニー(バック)●ネック:メイプル●指板:ローズウッド●スケール:40.9インチ●ピックアップ:オリジナル(ピエゾ)●コントロール:ヴォリューム、トレブル、ベース(兼バイパス・ボタン)、ブレンド(兼マイク・タイプ切り替えボタン)、電源スイッチ●ペグ:ウォームギア式●ブリッジ:メイプル●カラー:アンティークダークブラウン●価格:¥341,000

●問い合わせ:ヤマハ(☎0570-056-808)
https://jp.yamaha.com/

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Sunaga’s Impression

YAMAH / SLB300

サウンドも弾き心地も本格的で、ウッド・ベースに近い。

 これはもう、完全にウッド・ベースに近づけていますね。今までにSLB100も200も試奏したことがありますが、音はより本格的な方向に近づいてきている印象を受けました。ボディの肩に相当する部分やプレイヤーの体に当たる部分など、普段ウッド・ベースを弾いている人でも、そんなに違和感なく弾けるような設計になっていますね。テンション感もウッド・ベースを弾いているような感じで、ピチカートはもちろん、アルコで弾いた感じもウッド・ベースに近いです。ウッド・ベースって、コンプレッション感っていうのかな、箱で鳴っているような感触があって、それがピックアップの音だけですでに再現されているように思います。それにモデリングを加えることで、音の温かみや生の感じがよりリアルになりますね。大音量系のバンドに入って音抜けが悪くなるような状況を考慮したモデリングも入っています。もう、これだったら僕も欲しいですね(笑)

Total Impression

ミュージシャンのいろんな可能性を
広げてくれる楽器です。

 ソリッド・ボディでウッド・ベースのサウンドや弾き心地を高度に再現した楽器は、野外のフェスみたいにウッド・ベースを持ち込むのを躊躇してしまうような状況でも安心して使えるという、現場でのメリットも大きいんです。だから、ウッド・ベースの代用という従来の見方をした場合にも、最新のエレクトリック・アップライト・ベースはすごく進化しているんだなという印象を受けましたね。ただ、今回用意してきたデモ曲にはネオ・グルーヴっぽい要素も入れて、ストレートアヘッドなジャズとはまた違う感覚も盛り込んでみたんです。世のなかの音楽って、常に進化していて、例えば新しい楽器が生まれたり、いろんな音楽をかけ合わせたり、セッションのなかから生まれたり、いろんなきっかけがあると思うんですよ。その点、今回のエレクトリック・アップライトみたいなジャンルの楽器は、ミュージシャンに対していろんな可能性を広げてくれるように感じるし、それに刺激を受けて、さらに新しい音楽を作ったりするわけですよね。プレイヤーがより上を目指していろいろと探求しているのと同じように、楽器メーカーもそれぞれが同じような気持ちを持って製品開発をしているんだなと感じました。エレキ・ベースでもウッド・ベースでもない中途半端な楽器というんじゃなくて、まったく新しい楽器なんだという風に考えれば、いろんなことが見えてくるんじゃないかなと思いましたね。

本記事は、ベース・マガジン 2020年3月号にも掲載されます!

BM_2020_03_0210.jpg 本記事は、リットーミュージック刊『ベース・マガジン 2020年3月号』の特集記事を一部転載したものです。今月号の表紙は、デビュー30周年を迎えたDREAMS COME TRUEの中村正人。中村と同じくベーシスト、アレンジャー、プロデューサーとして活躍する亀田誠治との対談も収録! そのほか、LUNA SEAのJ特集のほか、茨城のベース工房D’s design特集、今年1月に開催されたNAMMショウのレポートなど盛りだくさんの内容ですので、ぜひチェックしてみてください!

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製品情報

エレクトリック・アップライト・ベース

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プロフィール

須長和広
すながかずひろ●1981年6月6日生まれ、東京都出身。14歳から独学でベースを弾き始め、18歳の頃からセッション・ミュージシャンとしてのキャリアをスタート。2003年からはジャズ・バンドquasimodeのメンバーとしての活動を軸に、aikoや東方神起、大橋トリオ、松任谷由実、ポルノグラフィティなど、さまざまなアーティストのライヴやレコーディングに参加している。エレキ・ベース、ウッド・ベースの両方を自在に操り、幅広い分野で活躍している。

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