AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
Fender Custom Shop / NAMM Show 2020 New Model
NAMM2020の前日、同会場にてフェンダーカスタムショップのショーケース・イベントが開催された。ここでは展示の一部を紹介していこう。日本に入荷するモデルもあるので要チェック!
「ONE OF A KIND!!!(唯一無二)」という解説が加えられていたこちらは、トッド・クラウスが製作した1本。ボディはコバルト・ブルー・トランスというカラーで、なんと4Aクラスのフレイム・メイプルをボディ・トップに採用している。インパクト大のトラ目のネックにはロースト加工が施されており、太くて甘いサウンドを放出。本器はギタープラネットが落札した。
三木楽器が落札したカイル・マクミリンの作品で、60年製のストラトキャスターをもとに製作。ボディ材はアッシュと4Aクラスのメイプル・トップを組み合わせている。カラーはトランス・ブルーという深い青色だ。ネックも3Aクラスのフレイム・メイプルを使用しているとのことで、かなり贅沢な仕様のギターだと言えるだろう。
こちらも三木楽器が落札し、カイル・マクミリンが製作したベース。シンライン・テレキャスターを土台にし、ノーキャスター時代のブロンド・カラーを採用した珍しいコンセプトの1本に仕上がっている。ボディは2ピースのアッシュ、ネックは柾目のメイプルという材構成。
4Aクラスの最高級キルテッド・メイプルをボディ・トップに採用したストラトキャスターで、本器はデイル・ウィルソンが製作したもの。カラーはカリビアン・ブルー・サテンとコバルト・ブルー・バーストをミックスしおり、キルテッド・メイプルと相まって、まるで海のような美しいルックスになっている。こちらはイシバシ楽器が落札。
オリンピック・ホワイトの下から3トーン・サンバーストが顔を覗かせるマルチ・レイヤー仕様、そしてヘヴィ・レリック加工がシブい62年モデルのジャズ・ベース。本器もデイル・ウィルソンが手掛けたもので、イケベ楽器が落札した。ピックアップにはハンドワウンドのビンテージ・ジャズ・ベース・ピックアップを搭載。
ヴィンセント・ヴァン・トリグトが製作した本器は、68年のテレキャスター・ベースのスペックをもとにボディには珍しいオリーブ・ドラブ・カラーを採用。そして下地にはピンクのペイズリー柄を施しており、さらにヘヴィ・レリックで貫禄たっぷりに仕上げている。こちらは三木楽器に入荷予定。
こちらもヴィンセント・ヴァン・トリグトが手掛けたPJベースで、三木楽器が落札した個体。ボディ材は2ピースのセレクト・マホガニーに加え、トップには美しい杢目が印象的なココボロが使われた珍しい仕様となっている。ネックは3Aクラスのバーズ・アイ・メイプルを採用。
同じくヴィンセント・ヴァン・トリグトの作品で、55年のプレシジョン・ベースを再現。柾目のメイプル・ネックも55年のソフトVシェイプを採用しており、無骨なトーンを生み出す。まるで長年弾き込まれてきたかのようなヘヴィ・レリックは、ビンテージ・ファンも唸る見事な仕上がりだ。本器はイケベ楽器が落札。
ソニック・ブルーの61年製ストラトキャスターにサイケデリックなペイントを施したジョージ・ハリスンのRocky。なんと今回、ポール・ウォーラーの製作により全世界100本限定で再現モデルがリリースされることが発表された。フェンダー・ブースではジョージが60年代に傾倒していたインド宗教の要素を盛り込んだセットが組まれており、これにはファンも大喜び。