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- 2024/11/16
BOSS / KATANA-Artist MkII
2019年にリニューアルを果たし、“MkII”へと進化を遂げたKATANA Amp。同シリーズの最高峰モデル「KATANA-Artist」も、「KATANA-Artist MkII」へと生まれ変わった。
「KATANA-Artist MkII」は、12インチWAZA Speakerを搭載した、100W出力のステージ用コンボ・アンプ。“WAZA Speaker”は、BOSS渾身のカスタム・メイド・スピーカーで、1960年代のブリティッシュ・スタック・アンプに使用されていたスピーカーのトーンとレスポンスを高耐圧で実現。それを、面積の広いバッフル板とセミ・クローズドバック構造のキャビネットにマウントすることで、豊かな低音域と充実した中音域を持つ、パンチのあるビンテージ・ロック・サウンドを出力する。BOSSの誇る独自技術“Tube Logic”による真空管アンプに肉薄するサウンド相まって、絶品かつ強力なトーンを創出可能だ。音色については、その他の「KATANA MkII」と同様、5つのアンプ・タイプそれぞれにバリエーションが追加され合計10種類となっているが、この10種類のアンプ・タイプにはWAZA Speakerとキャビネットのコンビネーションに合わせて最適な振る舞いがするよう、KATANA-Artist MkIIだけの特別なチューニングが施されている。また、本体で同時に使用できるエフェクトも3つから5つへと拡張されている。
さらに「KATANA-Artist MkII」は、他のモデルにはない独自のコントロール類を装備している。サウンドの輪郭特性を3タイプから選択できるCONTOURスイッチや、3つまで設定を保存可能なGLOBAL EQ、ブースト音量が調節できるSOLOノブがそれで、サウンドメイクをより追い込むことができ、多様な環境でのパフォーマンスをサポートしてくれる。加えて、2台のKATANA-Artist MkIIをリンクして、コントロールができる拡張機能も追加。中規模〜大規模なライブでも迫力のあるトーンを鳴らしてくれるだろう。
機能面も、アンプやエフェクトの設定を8つまで保存し、呼び出せるTONE SETTING機能や、小音量でもダイナミックなクランク・アップ・サウンドを実現するPOWER CONTROL機能も搭載。もちろん、最新のPC用エディター・ソフトウェアBOSS TONE STUDIO(Windows/Mac対応)にも対応しており、PC上で細かく音作りをすることが可能だ。
市場想定売価は70,000円(税別)、発売は2020年3月を予定している。
なお、KATANA-Artist MkIIの発表に合わせ、KATANA Ampシリーズのラインナップが網羅された専用ページも公開された。BOSSが『KATANA』という名称に込めた思いも記載されているので、こちらも合わせてご確認いただきたい。
https://www.boss.info/jp/promos/katana/
価格:オープン