ローランドは、スマートフォンからのライブ配信に演出を加えることができるアプリとコントローラーのセット「GO:LIVECAST（ゴーライブキャスト）」を2020年1月25日（土）に発売する。

　GO:LIVECASTは、スマートフォンでのライブ配信に、リアルタイムでテレビ番組のような演出を加えられる編集ツール。iOS／Androidに対応した専用アプリをインストールしたスマートフォンにコントローラーを接続し、ボタン操作でテロップやタイトル画面、効果音などを加えることが可能。ライブ配信サービス「TwitCasting」（通称：ツイキャス）をはじめとするライブ配信サービスに対応、ツイキャスではモイ株式会社との技術協力による安定した配信を実現する。

　専用アプリは、ライブ配信に使用可能な動画や画像、効果音、BGM素材を内蔵し、自分で用意した映像や音源との組み合わせも可能で、配信中に最大6種類の素材を使用できる。各素材は、コントローラーの操作ボタンに自由に割当が行なえ、ライブ・セットとして設定を保存して使用可能なほか、もう1台スマートフォンを用意することで無線接続による2台目のカメラとして使うことができる。2台のカメラの映像切替や、メイン画面にもうひとつのサテライト画面を重ねて表示可能。

　コントローラーは、手のひらサイズのボディに、演出に使用する素材割当のための6つのボタン、マイク音声のオン／オフ用ボタン、エコーのオン／オフ用ボタン、2台のスマートフォンの映像切替用ボタンが配置されると共に、入力端子ごとのボリュームつまみ、マイク感度調節つまみが用意されている。

　また、内蔵マイクのほかに48Vファンタム電源対応のマイク端子を装備。コンデンサー・マイクなどの外部マイクを接続してトークや歌を配信可能なほか、ヘッドセット・マイクの接続やLINE IN端子にシンセサイザーなどの楽器を接続しての演奏配信もできる。

Roland GO:LIVECAST スマートフォン用 簡単ライブ配信ツール