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- 2024/11/16
Fender / DIRECTORS CHOICE 1961 STRATOCASTER JOURNEYMAN RELIC, MASTERBUILT BY CHRIS FLEMING
フェンダーが、カスタムショップにおいてシニア・マスター・ビルダーを務めていた(現職はカスタム・ディレクター)クリス・フレミングによる特別生産モデル「DIRECTORS CHOICE 1961 STRATOCASTER JOURNEYMAN RELIC, MASTERBUILT BY CHRIS FLEMING」と「DIRECTORS CHOICE 1953 TELECASTER JOURNEYMAN RELIC, MASTERBUILT BY CHRIS FLEMING」を発表。それぞれ日本限定各10本が販売される。
クリス・フレミングは、マスター・ビルダーとして50周年記念1954ストラトキャスターのプロトタイプを製作したことでも知られ、R&D(研究開発)部門において2017年にフル・リニューアルを遂げたMADE IN JAPANシリーズの大幅な品質向上に貢献した人物。そんな彼が日本のファンのためだけに製作したのが限定モデル“DIRECTORS CHOICE”だ。今回ラインナップされたのは、「DIRECTORS CHOICE 1961 STRATOCASTER JOURNEYMAN RELIC」と「DIRECTORS CHOICE 1953 TELECASTER JOURNEYMAN RELIC」の2本。両者ともに彼が最も得意とするビンテージ・スペックを採用するうえ、現在のカスタムショップ製品の中で最も人気の高いジャーニーマン・レリック・フィニッシュ(以前クリスが在籍していた時は存在しなかったタイプである、素材の表面を光が均一に反射するように研磨するフィニッシュ加工)を採用。ヘッドストック裏には、彼が手がけた楽器であることを意味する“DIRECTORS CHOICE”デカールが貼られ、本シリーズのスペシャル感を高めている。
「DIRECTORS CHOICE 1961 STRATOCASTER JOURNEYMAN RELIC, MASTERBUILT BY CHRIS FLEMING」は、3トーン・サンバースト・フィニッシュと日に焼けた質感が美しい、まさにビンテージ・フェンダーの王道を再現したモデル。ボディは2ピースのセレクト・ライトウェイト・アルダー、ネックはメイプルで、カスタムの60 Style Oval“C”シェイプを採用し、ピックアップはカスタムショップ製のHandwound 60 Stratをマウントする。また、2つのトーン・コントロールはネック・ピックアップ用と、ミドル/ブリッジ・ピックアップ用で分けられており、ただビンテージ回帰というわけではなく、現代的なプレイアビリティを実現しているのもポイントだ。なお本器の発売は、2019年12月頃を予定している。
「DIRECTORS CHOICE 1953 TELECASTER JOURNEYMAN RELIC, MASTERBUILT BY CHRIS FLEMING」は、伝統的なブラックガードが印象的な1本。本器のボディは2ピースのセレクト・ライトウェイト・アッシュで、ネックは1ピース・メイプルでカスタムの1954“U”シェイプを採用。ブリッジは3サドル・タイプを採用し、弦はボディ裏通しとなる。ピックアップは、ブリッジ側にHandwound 51 Nocaster、ネック側にHandwound 55/56 Telecasterを搭載(両者ともにカスタムショップ製)。1953年製をモチーフとしながら、各年代の特徴をハイブリッドした特別なモデルと言えそうだ。本器は、2019年9月26日より販売開始されている。
価格:¥1,008,000 (税別)
価格:¥969,000 (税別)