今年7月に発表された、フェンダーの新たなデジタル・アンプ「Tone Master」シリーズ。このたび、100W出力で1スピーカーの「Tone Master Deluxe Reverb」と、200W出力で2スピーカーの「Tone Master Twin Reverb」が発売となった。

　「Tone Master Deluxe Reverb」および「Tone Master Twin Reverb」は、伝統的なチューブ・アンプ「Deluxe Reverb」と「Twin Reverb」のサウンドをそれぞれデジタル・プロセッシングで忠実に再現したデジタル・アンプ。豊かなレゾナンスを提供するパイン材のキャビネットに、ハイ・パフォーマンス・デジタル・パワーアンプとジェンセンN-12Kネオジム・ドライバーを搭載し、ビンテージのチューブ・アンプと同等の広大なヘッドルームとダイナミック・レンジを実現。その魅力的なサウンドに加えて、チューブを廃しデジタル基盤にしたことで、重量はチューブ・アンプの約半分という驚異的な軽量化にも成功している（Tone Master Deluxe Reverbは10.4kg、Tone Master Twin Reverbは15kg）。また、フロント・パネルの構成はオリジナルのチューブ・モデルと同等のデザインを採用しているため、シンプルな操作による直感的なサウンドメイクが可能となっている。そして、もちろん世界標準と言えるフェンダー伝統のリバーブ＆トレモロ・エフェクトも搭載。さらにリア・パネルには、5段階の出力パワー・セレクター、IR（インパルス・レスポンス）キャビネット・シミュレーション付きのバランスXLRライン出力、サイレント・レコーディング時に役立つミュート・スイッチ、ファームウェア・アッデート用USBポートなど、現代的なニーズにも幅広く対応する充実のスペックを装備している。なお、付属の2ボタン・フットスイッチにより、足元でのチャンネル切り替えやエフェクトのオン／オフも可能。伝統のフェンダー・サウンドと驚異的な超軽量をぜひ自身で確かめてほしい。

Tone Master Deluxe Reverb

Tone Master Deluxe Reverb

Tone Master Deluxe Reverb

Tone Master Deluxe Reverb

Tone Master Twin Reverb

Tone Master Twin Reverb

Tone Master Twin Reverb

Tone Master Twin Reverb

Tone Master Twin Reverb