Line 6 / Relay G10S
シールド・ケーブルの煩わしさからミュージシャンを解放してくれる、ギター・ワイヤレス・システム。今回そんな便利アイテムを題材に、人気漫画家・イラストレーターであるまつだひかり氏の協力のもと、YouTubeで人気を博す女子高生シリーズとデジマート・マガジンがコラボレーション！ メタ子とまふゆに、高品位かつ高機能性で大きな支持を得る 「Line 6 / Relay G10S」を使ってもらい、女子高生視点からその率直な感想を聞いてみた。
Line 6 / Relay G10S
ギター・ワイヤレスのパイオニアであるLine 6が、2019年にリリースしたモデル。ストンプボックス型レシーバー（受信機）とトランスミッター（送信機）のセットで、愛用のペダル・ボードに組み込んだり、単独で使用することもできる便利な逸品だ。使用する際のセットアップも不要で、トランスミッターをレシーバーにセットすると瞬時に最適なシグナルを自動的に検出し、そのチャンネルにロック。トランスミッターをギターに差し込むだけで使える、通常のシールド・ケーブルと変わらぬ使用感を実現している。そのほか、見通し最大約40mの伝送範囲、24bit非圧縮デジタル・オーディオを実現するうえ、Relay独自の“ケーブルトーン機能”なども内蔵し、機能面での不足もない。また、通常の1/4”出力ジャックに加えバランスXLR出力も装備し、ワイヤレスDIとしてPAに直接接続することも可能なので、アコースティック・ギターやベースにもオススメだ。
▲ワイヤレス・システムは、トランスミッター（送信機）とレシーバー（受信機）に分かれており、ギター本体にトランスミッター、アンプ他にレシーバーを接続する。G10Sのトランスミッターは小型なので演奏に支障が出ることもないだろう
▲例えトランスミッターとレシーバーの間に別の人物が割り込んでも、その接続が切れることは皆無に等しい
▲ぐるぐると回転するような激しいパフォーマンスの際にもシールドが絡まらないのはワイヤレス・システムの利点と言える
▲ワイヤレス・システムを導入すれば、自宅で練習中や作業中にシールドが突っ張って邪魔をすることもない。まさにストレスフリーな環境を実現してくれる
▲目には見えないが、ケーブルトーンは“架空のケーブル”をつないだかのような、高域がややロールオフしたサウンドを再現する
▲まふゆが語っている通り、G10SのケーブルトーンはOFF（なし）／3m／9mの3種類から選択できる。サウンドの好みや用途に応じて選ぶといいだろう
▲トランスミッターの充電をし忘れても、オーディオ信号が4分以上ない場合、自動的にスリープモードに切り替わり、バッテリー消費を最小限に抑えてくれる。スリープモードでのバッテリー寿命は最長200時間
▲トランスミッターはレシーバーにセットするだけで、手軽に充電できる。同時に通信チャンネルも自動でセッティングしてくれる
▲いつかギター・ワイヤレスを使って客席にダイブすることを夢見て……！ 頑張れまふゆ！
価格：オープン
価格：オープン
まつだひかり
漫画家・イラストレーター。著書に『まことディストーション』『スライディングV』『よんてい』のほか、自主制作アニメも手がけており、ゆるい作風ながら自身のバンド経験に基づいた内容が大きな人気を博している。自身のバンド、デロッピードロッピー、ナカノイズで音楽活動も行なう。
