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瀬川あやか meets Line 6 Relay G10S ワイヤレス・システム

Line 6 / Relay G10S

  • 制作:デジマート・マガジン 写真:星野俊 文・取材:井戸沼尚也 動画撮影・編集:熊谷和樹 音声:嵩井翔平

Line 6 Relayシリーズに新たに加わった、ストンプボックス型ワイヤレス・システム「G10S」。ペダル・ボードにも馴染むデザインや利便性、シリーズ機能としてお馴染みとなったケーブルトーンなどによる汎用性の高さが魅力で、バンドマンはもちろん、ストリートなどで活動するシンガー・ソングライターにもオススメの逸品だ。今回は、日頃アコギを抱えてライブを行なうSSWの瀬川あやかに登場いただき、屋外/屋内でのパフォーマンスの際にG10Sを試してもらった。そこから見えたG10Sの魅力とは?

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瀬川あやか × Line 6 Relay G10S

about Line 6 Relay G10S

ライブで自由な表現をしたいSSWにもオススメ!
リーズナブルで高機能・高音質のワイヤレス・システム

Line 6 / Relay G10S

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 独自の技術でデジタル・ギター・ワイヤレスの世界をリードする、Line 6のRelayシリーズ。簡便性とリーズナブルな価格が人気のG10からプロのニーズに完璧に対応するG70/G75まで揃った同シリーズに、新しくG10Sが加わった。

 G10Sは、G10と同じくプラグインしてプレイするだけの手軽さを持ちつつ、レシーバーがよりライブユースに適したストンプ型になったモデル。スタンドアロンでの使用はもちろん、愛用のエフェクター・ボードに簡単に組み込める。非圧縮24bitデジタルのクリアな音質と10Hz〜20kHzの周波数特性はそのままで、伝送範囲が約40m(見通し最大)と長くなっており、より自由なステージングが可能となった。また、G10では3mで固定だったケーブルトーン機能(ギター・ケーブル特有のナチュラルな高音域の変化⦅ロールオフ⦆を再現する機能)がG10Sでは3mと10mの2種類から選択でき、さらにG10では簡便性を重視するためオートのみだったチャンネル選択が、バンドで複数のG10Sを使用する場合に向けて手動でもチャンネル選択ができるようになっており(その場合でも、オートで最適なチャンネルを選択することも可能)、より使い勝手が良くなった。

 G10Sは、クラス最高峰の112dBのダイナミック・レンジを有し、アコースティック楽器の広いレンジ感も余すところなく伝えられる。通常の1/4”出力ジャックに加えてバランスXLR出力を装備しており、ワイヤレスDIとしてPA卓に直接接続することも可能だ。

 とにかく扱いが簡単で、音が良く、アコースティックな音色をそのままに自由なステージングができる──G10Sがバンドマンのみならず、アコースティック・ギター・プレイヤーやシンガー・ソングライターからも注目を集める所以だ。[この商品をデジマートで探す]

▲トランスミッターとレシーバーが一体化するので、このままペダル・ボードに組み込めば簡単かつ迅速にセッティングが可能

▲左側のノブはチャンネル・セレクト・ツマミで、オート・モード(自動で最適な周波数を選定してくれる)とマニュアル・モード(複数楽器使用の際に楽器ごとに異なるチャンネルを割り当てられる)を切り替えることができる。また、右側のLEDインジケータは電波状況やバッテリー残量を表示する

▲入出力はバック・パネルに集約される。2系統のアウトプット(1/4”フォーンとバランスXLR)、2系統の電源ジャック(9VDCとmicro USB)に加え、Relay独自のケーブルトーン機能のON/OFFスイッチを備える

Segawa's Impression
瀬川あやかが語る、SSWのパフォーマンスにおけるワイヤレスの可能性

音はいつも通りで、パフォーマンスは自由!
いつも以上に自分らしくいられます

 私は機械を使うのがあまり得意ではないので、今回、初めてギター・ワイヤレスを使わせていただくということで心配していたんですけど……使ってみたら本当に楽っ(笑)! 初めての人でも、女の子でも簡単に使えますね。なにしろ、送信機を固定しているフックを押して外し、それをギターに差すだけでモニターから音が出るので、難しい操作は何もなかったです。

 ライブをやるときに、ギターからケーブルが出ているっていうだけで行動が制限されちゃうんですよ。例えば、リハーサル中にスタッフさんとコミュニケーションを取りたいときに、いちいちPAさんに“ケーブル抜きまーす”、“ちょっと待ってください……はい、いいですよ”とかやりとりをして、ケーブルを抜いて、それからやっとやりたいことができるんですけど、そういったワンクッションがなくなることで、コミュニケーションが深まるなぁと感じました。

 もちろん、ステージ上で行動範囲が広がるのも嬉しいところです。私、ライブではけっこう動くんですよ。だって、端の席のお客さんともちゃんと目を見て歌いたいですし、遠くにいるお客さんからも少しでも見やすい位置に移動して、一瞬だけでもちゃんと見てもらえたらって思うので。もちろん、ケーブルがあってもそれは可能なんですけど、長〜いケーブルを用意して、動いたら戻るときにケーブルを巻いて巻いてっていうのも大変だし……ケーブルを踏んで抜けちゃうとか、踏んだところでケーブルが断線するとか……そういう心配が一切なくなりますよね! パフォーマンスもだいぶ変わりますし、本当に自由なステージになると思います。

 音に関しては、良い意味でいつも通りですね。ギターの音を自然に聴かせてくれる機能がプラスαで付いていると伺ったんですけど(ケーブルトーン機能)、確かに音はいつも通り、それでいてパフォーマンスは自由なので、いつも以上に自分らしくいられるなと感じました。

 いろいろなことができるのに、これだけ軽いっていうのもすごいなと思いました。準備の時間も全然かからないので、ひとりでギターを弾いて歌うシンガー・ソングライターの方には本当にオススメですね。

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製品情報

Line 6 / Relay G10S

価格:オープン

【スペック】
■寸法:86.8(H)×50(D)×124.8(W)mm ■重量:400g
【問い合わせ】
Line 6 インフォメーションセンター TEL:0570-062-808 https://line6.jp/
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Line 6 / Relayシリーズ

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プロフィール

瀬川あやか
せがわあやか●1992年4月27日生まれ、 北海道富良野市出身。午前中は都内の病院で看護師として勤務し、午後はアーティストとして活動をする異色の“二刀流”女性シンガー・ソングライター。女性から共感を呼ぶ歌詞と類稀なメロディ・センス、柔らかく伸びやかな歌声が話題を呼び、2016年6月にメジャー・デビューを果たす。これまでシングル4枚、アルバム2枚をリリースしており、その収録曲全曲にタイアップが決定する。2019年2月には3rdアルバム『Tender』を発表した。

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