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- 2024/11/16
FENDER
本日27日がNAMM 2019の最終日。少し早めに終了してしまうため、会場全体が閉幕に向け静かに準備を始め、昨日と比べるとやはり落ち着いている。
さて、前夜祭のフェンダー・カスタムショップ・パーティーから5日間、山岸竜之介とともにフェンダー・ブースからお届けしてきたレポートも同時に幕を閉じる。最後にThe NAMM Show 2019について感じたことを書いて終わりたい。
あらためてThe NAMM Showのフェンダー・ブースについて振り返ると、長いようであっというまな5日間だった。
来場者によって急遽始められるアメリカン・アコースタソニック・テレキャスターでの弾き語りやセッション。おもちゃのブロックで作られたギターとアンプに釘付けになる人々。新たなエフェクターについて開発者本人に話を聞く来場者、なんていうのはNAMMならではだろう。レアリティ・シリーズやオルタネイト・リアリティなどのリミテッド・エディションを試奏する多くの人や、カスタムショップ製品をまるで美術館を回るかのように観覧するギタリストたち。どの新製品も多くの注目を集めていた。
スペシャル・レポーターをお願いした山岸竜之介は、ギター・マガジン動画で数多くの製品を試奏&解説してくれたが、どの機材に触れている時も楽しそうで、開発者やデザイナー、マスタービルダーと話す時には、ひとりのギター・キッズにしか見えなかった。
フェンダー・ブースの特設ステージで2度のパフォーマンスを披露した山岸だが、どちらも大盛況で、海外のギター・ファンたちが“あいつは何者だ?!”なんて話をしていたり。本人も“海外の人たちは自分に正直でいるっていうことがカッコ良いんですよね。だからカッコ良いと思ったら立ち止まって聞いてくれるし、ガンガン話しかけてくれる。でも逆に、自分が好きじゃない音楽だったらスーッと通り過ぎてしまう。そういうところが良いですよね”、と語っていた。
ただひとりのギタリストとして、”格好いいものは格好いい”。
今回のThe NAMM Showで彼の演奏に対して多くのオーディエンスがそう感じたはずだろう。
NAMMショウのリアルタイムな模様は、山岸竜之介(@ryunosukeguitar)とデジマート(@digimartnet)のTwitterをチェック!!