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- 2024/11/16
Fender / BUBBLER CHORUS
WINTER NAMM 2018にて発表され、大きな話題となったフェンダーのエフェクト・ペダル。音質、機能、デザインともに優れ、高い支持を得ているのは周知の事実だろう。そしてWINTER NAMM 2019において、新たに6機種が発表された。いずれも完全オリジナルのサーキットを搭載している。
「BUBBLER CHORUS」は、従来の伝統的なアナログ効果に斬新な息吹を吹き込むコーラス・エフェクト。トグル・スイッチによって、伝統的な正弦波形と三角波形が選択可能となっている。また、フットスイッチによるスロー/ファストの切り替えも可能で、独立したレイトとデプスも装備。さらにセンシビティ(SENS)・ノブにより、演奏の強弱に応じたモジュレーション・レイトの調整が簡単に行なえる。ステレオ出力も装備。
「LOST HIGHWAY PHASER」は、柔軟で力強いアナログ・フェイズが魅力。フットスイッチによるファスト/スローの切り替えが可能で、それぞれに独立したレイトとデプスを搭載。ゆったりしたムーディな揺れからワイルドなうねりのモジュレーションまで、簡単に位相を切り替えられる。波形は、トグル・スイッチによって正弦波と三角波を4段階と8段階で切り替え可能。また、センシビティ(SENS)・ノブにより、演奏の強弱に応じたモジュレーション・レイトの調整が行なえるため、ダイナミクスやフェイジングの強弱を簡単に変化させられる。
「MTG TUBE DISTORTION」は今回唯一の歪み系で、ブティック・アンプ・ブランドのビルダーとして名高いブルース・イグネイター氏との共同設計による、完全オリジナルのサーキットを搭載。本機は真空管を使用することで本物のサウンドを追求しており、しかもNOS(ニュー・オールド・ストック)の米国製6205プリ管を使用している。コントロールは、ゲイン/トレブル/ミドル/ベース/レベルに加え、タイトとブースト、ブースト・レベルも装備。2台分の活躍が可能だ。
「DOWNTOWN EXPRESS」は、フェンダーでは初となるベース用エフェクター。コンプレッサー/3バンドEQ/オーバードライブ内蔵で、それぞれ独立して切り替え可能となっている。信号がオフになるミュート・スイッチも装備しているため、サイレント・チューニングも可能。また、ライブやレコーディングに便利なダイレクト・アウトも装備。さらに、コンプレッサーとオーバードライブの並べ替えスイッチを搭載し、好みに合わせた柔軟なセッティングを実現している。
「TRE-VERB」は、フェンダー・アンプの至宝ともいえるトレモロ/リバーブ・サウンドを継承。63年と65年の有名なスプリング・リバーブ・ユニットと複数のトレモロ・モードをベースに、フェンダーならではの伝統的なサウンド以上の効果を手軽に得ることができる。さらに、タップ・テンポ機能付きトーン・シェイピング・コントロールも装備。入出力ともステレオ対応という点も特筆すべきだろう。
「THE PINWHEEL」(税別30,000円)は、専用ビブラトーン・エフェクトを含む3種類のロータリー・スピーカー・ボイスを搭載。大がかりな装置を必要とせずに、独特なウネリが得られる。さらにスロー/ファストの切り替えも可能で、幅広いサウンドを生み出すことが可能だ。また、センシビティ(SENS)・ノブにより、演奏の強弱に応じたモジュレーション・レイトの調整が行なえ、強く弾くと効果がより鮮明になる。
なお、6機種とも発売は春頃を予定。
価格:¥16,500 (税別)
価格:¥16,500 (税別)
価格:¥18,000 (税別)
価格:¥27,000 (税別)
価格:¥30,000 (税別)