Positive Grid Spark LIVE meets Toshiki Soejima & Naho Kimama
- 2024/12/13
GENZLER / ACOUSTIC ARRAY MINI
先行発売で10インチ・ウーファーを搭載した“Acoustic Array Pro”をひとまわり小さくした、8インチ・ウーファー搭載のニュー・モデル。ウーファーの前に高音用のソフトドーム・ツィーター4個を縦に並べたキャビネットが特徴で、低音域に比べて指向性が強い高音域をうまく拡散させている。マイク入力とインスト入力は完全独立で、“Pro”と比べてマイク入力のイコライザーが2バンドに簡略化されているものの、それぞれの入力でリバーブの量を独立して調節できるので、マイク入力を弾き語りのボーカル用に使う時などには重宝するだろう。インスト入力には、周波数可変のミッド・コントロールや、ピックアップの特性や会場の音場にワン・コントロールで素早く対応できるコントゥアーが用意されているので、凝った音作りが可能だ。リア・パネルにはXRLダイレクト出力やヘッドフォン出力、AUX(補助)入力も備えており、PAや外部機器とのさまざまな連携とも柔軟に対応できる。
小型で軽量なわりにパワフルな低音も出ている。
レンジが広く、ミッド・レンジが調節しやすい。
作りがしっかりして高級感がありますね。小型サイズで軽量なわりにパワフルな音。低音もよく出ています。イコライザーの効き具合が適切で、ナチュラルな音が作れます。音の解像度が高くコードの分離も良いですね。アコースティック用のアンプにありがちな、音が塊のようになってしまう傾向がなく、レンジが広く、アコギの音作りのキモになるミッド・レンジが調節しやすい。自分の斜め後ろに置いてもクリアに聴こえるのは独自のスピーカー配列だからでしょう。
価格:オープン
有田純弘(ありた・よしひろ)
1957年生まれ。84年に渡米し、翌年、U.S.ナショナル・バンジョー・チャンピオンシップにて優勝。一時期はボストンを拠点にジャズ、ブルーグラス、民族音楽などさまざまなジャンルで活躍、さらにはベラ・フレック、デヴィット・グリスマンを始めとした数々のビッグ・ネームと共演を果たした。92年にソロ・アルバム『Whale Dance』(Strictly Country Records:SCR-28)を発表。現在はギター、マンドリン、バンジョーなどあらゆる弦楽器を操るマルチ弦楽器プレイセッションに参加。洗足音楽大学ジャズコース講師を務める傍ら、鬼怒無月や竹中俊二とのトリオ“FRET LAND”などで精力的な活動を展開している。