【NAMM2019】編集担当のNAMM日記。(DAY3)
毎年4日間開催されるNAMMだが、最終日は会場の撤収を考えて少し早めに終わってしまう。つまり、フルタイムでNAMMを楽しめるのは3日目である本日が最後なのである。 それゆえに4日目は少し落ち着きを取り戻す反面、どこもかしこも3日目がイベントや展示のピークで、それはフェンダーのブースでも同様。
2018年はこの3日目にエリック・ジョンソンを迎え、自身のシグネチャー・モデルについての公開インタビュー&スペシャル・デモンストレーションを行なったが、今年はガンズ・アンド・ローゼズのベーシスト、ダフ・マッケイガンが登場。新しいシグネチャー・モデルについてのQ&Aが特設ステージで行なわれた。多くのファンがブースに詰め寄り、小さなステージがほとんど見えない(前にいたアメリカ人がおおきい!!)。その中には山岸竜之介の姿もあり、終了後に話を聞くと“僕は小学校2〜3年生の頃、家にあったガンズ・アンド・ローゼズのVHSをひたすらに見てたんですよ”とたっぷりと“ガンズ愛”を語ってくれた(が、ここでは割愛/笑)。ちなみに今日、山岸はフェンダーの楽屋にいたダフに“ファンなんです。一緒に写真を撮らせて下さい!”と震えながらお願いしたそう(無事、写真をゲット)。
さて、その山岸はというと、この日もフェンダー・アーティストとして、ダフ・マッケイガンが出演したそのステージで、アメリカン・アコースタソニック・テレキャスターのデモ演奏を披露。ゲストとふたりで即興のセッションだ。山岸はアコースタソニックのエレキ・ギターとしての側面、アコースティック・ギターとしての側面を切り替えながらも絶妙にミックスし、バラエティに富んだサウンドを聴かせてくれた。しかし彼のフレーズの引き出しの多さには脱帽である……。1日目のステージも多くの人が集まったが、本日のステージはそれ以上の動員。演奏終了後には山岸との写真を求める現地のギタリストもいた。
ついに音楽大国アメリカが、山岸竜之介という若き才能に気づいたわけである。
NAMMショウのリアルタイムな模様は、山岸竜之介(@ryunosukeguitar)とデジマート(@digimartnet)のTwitterをチェック!!