AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
Roland / BC TC-SC
ローランド独自の“Tube Logic”によりデザインされ、ソリッドステートながらビンテージ・チューブ・アンプさながらのサウンドと弾き心地を実現し、好評を得ているBlues Cubeシリーズ。その回路特性をモディファイし、サウンド・キャラクターを拡張するオプション・ユニットがTone Capsuleだ。これまでエリック・ジョンソンやカーク・フレッチャー、ロベン・フォード、オズ・ノイとのコラボレーションTone Capsuleがリリースされてきたが、このたびスティーリー・ダンやドゥービー・ブラザーズなどで活躍した名ギタリスト、ジェフ・バクスターとのコラボ・モデル「BC TC-SC Sparkle Clean Tone Capsule」が発表された。
Blues Cubeのトーン・キャラクターはアメリカン・ツイード・アンプのそれだが、Sparkle Clean Tone Capsuleを装着すると、KT66を搭載した初期ブリティッシュ・アンプのような素早いレスポンスとダイナミクス、美しく透き通るクリーン・トーンを出力。CLEANチャンネルでは豊かで透き通るようなクリーン・トーンを、CRUNCHチャンネルではCLEANチャンネルの個性をベースに、歪みと有機的な倍音が付加され、ファットでユニークなサウンドを鳴らすことが可能。加えて、Sparkle Clean Tone Capsuleを装着すると2つのキャラクターをさらに引き立てる、特別なカスタマイズがトーン・スタックに施される。トーン・ノブをセンターに設定すると、コンテンポラリー・ジャズのソロ演奏やカントリーにおけるスタンダード・セットアップに、さらにミッドを絞るとレンジ感のあるサウンドを得られ、きらびやかなコード・ワークやスチール・ギターにも最適なセッティングとなる。リバーブもスタンダードなBlues Cubeとは異なり、プリ・ディレイが長くなるようにカスタマイズされているのもポイントだ。なお、Blues Cubeシリーズの対象機種は「Blues Cube Artist」「Blues Cube Artist212」「Blues Cube Stage」「Blues Cube Tour」の4モデル。
「Blues Cubeは本当に画期的なアンプで、Tone Capsuleのコンセプトは素晴らしい。私は40年以上Rolandと仕事をしてきたが、彼らの探究心は留まることを知らない。究極のサウンドを求めて、あらゆる解析や改善を行なっていくんだ。Blues Cubeはそうやって作られた。しかもTone Capsuleを装着するだけで、即座に私の理想のアンプへカスタマイズできて何時間も掛かるモディファイが不要。私は長い間このようなギター・アンプを待っていたんだ」──Jeff "Skunk" Baxter
価格:オープン