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- 2024/11/16
DAW/ソフトウェア
久しぶりの更新となりました(すみません!)。今回は書籍「男の!ヤバすぎバイト列伝」が大絶賛発売中の掟ポルシェ(ロマンポルシェ。/ド・ロドロシテル)さんをお招きして、ご自身の音楽制作環境についてお伺いいたしました。実は掟さんと私は以前から交流がありまして、その理由は……? 詳しくは本編をご覧ください! (^_^)ノ
いっちー 私が初めて掟さんを知ったのは奇しくも弊社が発行していたDJのための専門誌「GROOVE(現在休刊中)」でした。付属CDにロマンポルシェ。の曲が収録されていたんですが、ものすごく衝撃的で。男とは何たるかという“説教”が続いた後にビートが入ってくるという……。
掟ポルシェ それはロマンポルシェ。の1stアルバム『人生の兄貴分』に収録されている『説教』と『首なしライダー』という曲ですね。「自分の曲があのテクノの雑誌GROOVEに入るぜ!やったぜ!」って喜んでいたら、『説教』は丸ごと使われていたのに『首なしライダー』は始まってすぐフェードアウトするんですよ、いきなり。「ふざけんじゃねーぞ!」って思いましたね、ホント。
いっちー わはは(笑)。この曲ではどんな機材を使われていたんですか?
掟ポルシェ 『首なしライダー』は、リズム・マシンRoland TR-606のタムでトリガーしたものをシンセRoland JUNO-60とSH-101に同期させて、2ミックスにしてからレコーダーで録ってます。リズム・マシン走らせながらリアルタイムにシンバルなどの音をツマミで調整して、4テイクぐらい録った中から1つを選んで……といった具合です。
いっちー 録ったものは編集するわけでもなく?
掟ポルシェ 全然しないですね。編集する能力もなければ、それをする気もないし、その雑さみたいなのを味として理解してもらおうという図々しい考えを持っていたんですよ。だからこういうSUICIDE(スーサイド)みたいな曲しかできなかったという感じです。
いっちー 掟さんが電子楽器を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
掟ポルシェ 楽器が弾けない、弾けたことがない、そして弾ける気がしない。基本不器用ですから。練習して上手くなるという自分が想像できないんです。それに自分の技量の範囲でできる音楽はやりたくないっていう気持ちがあるんです。そうなるとパンクしかできないわけですよ、単純にいえば。でもそれが嫌なんです。自分がやりたい音楽は、自分が弾けない音楽だから。
いっちー なるほど、それを実現させるためにはシーケンサーが必要だったというわけですね。
掟ポルシェ 自分の本質として普通のロックがあまり合っていないと思うんですよ。CARCASS(カーカス)というデスメタル・バンドが大好きなんですが、それは高速であったり変拍子であり、ものすごく速いギター・ソロであり、絶対自分にはできないことをやっているからなんです。あとは日本のYBO2(イボイボ/ワイビーオーツー)だとか、ああいうプログレとパンクをミックスしたような音楽が好きだったので。それも変拍子なわけですよ。変拍子で半音コード進行とか気持ち悪い音というのをやりたいと思っていて。でもそれって、打ち込みでやろうとすると大変じゃないですか、無理ですよね。
いっちー 今のソフトシンセやプラグインだったら結構リアルなギターが再現できますけど、当時はギターを電子楽器で代用しようという発想もなかったでしょうし、今のDAWのような操作で簡単に拍子を変えることは難しかったと思います。
掟ポルシェ 当時はそういった音楽のほかに、テクノも好きだったんですね。だからクラブでかけてもらえるような12インチ・レコードを作ってみたいという気持ちもあって、シンセやサンプラーなど機材一式をそろえたわけです。
いっちー それがロマンポルシェ。を始めるきっかけになったのですね。
掟ポルシェ いや、ロマンポルシェ。を始めた時は、テクノみたいな打ち込みも無理だっていうのが判明した後だったんで。
いっちー えー! そうなんですか?!(笑)
掟ポルシェ 自分のやりたいことっていうのがアシッド・ハウスだったんですけど、当時メインで使っていたのがシーケンサー付きサンプラーのAKAI Professional MPC3000だったんです。Roland TB-303(ベース・マシン)とTR-909(リズム・マシン)を持ってれば誰でもできるのがアシッド・ハウスですよ。それがないのにやろうとするのは、相当過酷なんですよ。
いっちー TB-303もTR-909も当時からプレミアム価格で未だに高騰し続けてますが、それらをシミュレーションしたソフト音源や、本家からAIRA TR-8/TB-3、Boutiqueシリーズが販売されていているので、今はアシッド・ハウスが作りやすい環境になりましたけどね。
掟ポルシェ しかも自分の技術では、BPM120〜130でちゃんと人を踊らせられる曲を作ることができないということに気づいたわけですよ。何曲か作ってみたんですけど全然できなかった……あ、俺向いてないな、ダンス・ミュージックって。
いっちー なるほど。もし、掟さんがこの段階でアシッド・ハウスを完成させていたら、ロマンポルシェ。ではなく、全然別のユニットで活躍されていたかもしれませんね。
掟ポルシェ 80年代のニューウェーブ的なモノだったら、当時の電子楽器と自分の技術で何とかできそうだったのと、バンドもやりたかったということもあって、1997年29歳の頃、見切り発車的にロマンポルシェ。を始めたというわけです。
いっちー 私はロマンポルシェ。をGROOVEで知り、楽器店員時代に掟さんと出会い、そしてリットーミュージックに入って、今度はこうして掟さんとお仕事で一緒できていることを本当に嬉しく思っているんです。すごいご縁をいただいているなあと。2008年でしたっけ? 初めてお会いしたのは。
掟ポルシェ そうですね。ちょうど自宅が火事になりまして。2004年に『おうちが火事だよ、ロマンポルシェ』というアルバムを出したんですが、それが現実になってしまったっていうね。言霊の力ってあるんだなって思いました。
いっちー それで機材がなくなってしまったんですよね……。
掟ポルシェ ススや油煙が入り混んでいて音も出るかわからないし、そういう電気製品は危ないだろうから涙を飲んで処分しました。
いっちー しかし、どうしても仕事で曲を作らなくていけない事情があったんですよね。
掟ポルシェ はい。そこでまず、ロマンポルシェ。の曲をいくつか作ってもらっていたサワサキヨシヒロさんに相談したら、「あっ、いっちーさんがいいで! いっちーさんに聞いたら大体のこと教えてくれるよ、僕もよく聞いているから」って言われて、当時いっちーさんが勤めていたPower DJ’s池袋店に行ったんです。
いっちー ハードウェア機材を一度にそろえるのは結構なコストがかかるので、ソフトウェアにしましょうかということになったんですよね。それでAbleton Liveを購入していただきました。当時はバージョンが8でしたね。
オーディオ/MIDIをタイムライン上に並べての曲作りが行える“アレンジメントビュー”と、ループ素材を組み合わせてリアルタイムに曲を構築できる“セッションビュー”が特徴的なDAW。クラブ系アーティストのライブ・パフォーマンス用ソフトとしても定番化している。現在はLive 10 Suite、Live 10 Standard、Live 10 Introの3つのグレードを用意。
掟ポルシェ いっちーさんに「これ、わかんないことあったら教えてくれます?」って聞いたら、本当にやり方を懇切丁寧に全部教えてくれまして。白髪増えましてね、あの時。
いっちー えっ、白髪が?(笑)
掟ポルシェ 考えてもわかんないことを考えるわけじゃないですか。譜面なんかも読めないわけですし。教則DVDも買いましたけど、それ見ただけじゃ我々素人にはわかりませんから。わからないことがあったら度々電話で聴いたり、実際にいっちーさんに自宅に来ていただいて、試奏してもらったものをビデオで撮って後で見直すっていうことやってましたね。
いっちー ああ、そうでした! 電話だと伝わりにくいので、家行きますよ!って自転車で伺ってましたね。しかも深夜に。でも以前からMPC3000などのハード・シーケンサーを使いこなされていたわけですから、ソフトウェアはもっと簡単だったのではないですか?
掟ポルシェ いやいや、MPC3000の取扱説明書なんて最初の数ページしか読んでなくて、難しいところは知らないまま来たんですよ。取扱説明書は読まないですから、基本。だから打ち込みの基礎すらよくわかってなくて。後年の話になりますけど、パソコン・ベースになってからもレイテンシーというものが何かを知らなくて、MIDIキーボードを何回も買い換えているんですよ。
いっちー MIDIキーボードの調子が悪いからと、修理に出してらっしゃったのを覚えています。
掟ポルシェ よくウイルスを踏んでパソコンをクラッシュさせてたので、その度にソフトウェアを入れ直していたんです。そうしたらMIDIキーボードを弾いた音が、前より遅れるようになったんですね。「これは、きっとキッチンの近くに置いておいたから、油煙がついて反応が鈍くなったんだろう」と思って修理に出すんですが、その度に“異常なし”って戻ってくるんですよ。そりゃそうだよ、レイテンシーで遅れているだけなんだから(笑)。
いっちー わはは(笑)。音が遅れる原因はMIDIキーボードではなく、オーディオ・インターフェースのドライバー設定だったわけですね。
掟ポルシェ ハードウェアってそこまで音が遅れないから、レイテンシー問題に出会わないまま来ちゃったわけですよ。レイテンシーを知ったのはほんと数年前。どうもおかしい、調べたらレイテンシーといっていう問題があるらしいっていう(笑)。
いっちー 今日は掟さんの現在の制作環境をお持ちいただいてます。以前、ご自宅で拝見した時よりもシンプルになりましたね。
掟ポルシェ そうですね。福岡と東京と半々の生活をしていると、重たい物や大きい物は極力持ち歩きたくないので、オーディオ・インターフェースは使っていません。Windowsのノート・パソコンとKORG nanoKEY2、そしてヘッドフォンのSONY MDR-Z700DJだけです。ASIO4ALL(レイテンシーを抑えてASIO出力できるフリーのドライバー)を使っているので、特に音の遅れは気にならないですね。
いっちー このシステムであれば、どこでもすぐに音楽制作できますね。
掟ポルシェ 以前使っていたFireWireタイプのオーディオ・インターフェースは、このノート・パソコンにFireWire端子が付いていないので、使えなくなってしまいました。電子楽器だったら古くなればビンテージになったりするわけじゃないですか。それがパソコン環境の場合、ただのゴミになったりするってスゲーことだなって思うんすよ、壊れてもいないのに。何万円も出して買ったものが。ショックでしたね。
いっちー 確かにおっしゃっていること、良くわかります。
掟ポルシェ ソフトウェアもそうですよ。Windows OSも64bitにしたら、32bit版しか提供されていないソフト音源は使えなくなってしまった。それまで使えていたのに。非常に腹立たしいですね……。
いっちー OSがアップデートするとソフトウェアも対応するバージョンがリリースされるのですが、新しい製品が出るとディスコンになったりしますからね。パソコン環境にそういった不満をお持ちということは、やっぱり昔のようなハードウェアの環境に戻りたいということでしょうか?
掟ポルシェ いえいえ、全然そんなことはないです(笑)。パソコンの利便性は本当に実感しています。特にシーケンサーの視認性の良さ。これまでは小さい液晶ディスプレイで数値で打ち込んでいたものが、自分の頃合い1つで発音のタイミングも目で確認しながらマウスで簡単にズラせるじゃないですか。それが何よりも代えがたいですね。もちろんハードウェア機器自体の性能も上がっているとは思いますが。
いっちー なるほど、ソフトウェアのアップデートによるフラストレーションよりも、利便性の方が上回っていると。
掟ポルシェ ソフトウェアのおかげで複雑な拍子も簡単に打ち込めるようになったことも大きいです。おかげで自分が元々やりたかったデスメタルのような音楽もできるようになりましたんで。それがひとり打ち込みデスメタル・ユニットのド・ロドロシテルの音楽活動につながったわけですから。
いっちー ああ、なるほど! ド・ロドロシテルは当時、掟さんがやりたかった音楽が実現できているのですね。
いっちー ド・ロドロシテルの楽曲で使われている楽器はすべてソフトウェア音源なんですか?
掟ポルシェ はい。すべてAbleton Liveの内蔵音源で、ギターの音はLive 8のライブラリに収録されていた“Guitar-Evil Eddie”というプリセットを使っています。これは相当いろんなエフェクターが組み込まれていて、何を弾いてもブラック・メタルみたいなすごく潰れた凶暴な音になるんですよ。これがないとド・ロドロシテルの曲は作れないですね。この音を使って3つのパートで演奏させています。あとはドラム音源。これも内蔵音源Session Drumsのプリセットを使ってます。
いっちー たったこれだけの音源であのようなバンド・サウンドができてしまうんですね……。打ち込む時はリアルタイム入力ですか?それともステップ入力ですか?
掟ポルシェ KORG nanoKEY2を使ってリアルタイムで演奏しています。このMIDIキーボードの良いところは、ボタンみたいな鍵盤で浅くて押したらすぐ戻るんで、早弾きや連打がやりやすいんですよ。世の中にピアノ・タッチの鍵盤しかなかったら俺、音楽作れてないですね。これがあって本当に良かった(笑)
いっちー こ、このMIDIデータはなんですか? ものすごく細かく打ち込まれてますが……。
掟ポルシェ これは間奏のギター・ソロなんですが、デタラメに弾いて、あとで不要な音をちょっとずつ消してこの状態になってます。こういうパートを専門用語で“セルティック・フロスト・パート”っていうんですけど(笑)。
いっちー セルティック・フロスト・パート?。
掟ポルシェ Celtic Frost(セルティック・フロスト)っていうデスメタルとかの祖先のようなバンドがいたんですが、彼らは演奏するテクニックがいまひとつだったので、ギター・ソロとかをグチャグチャに弾いて誤魔化してたんです。だからセルティック・フロスト知ってる人にそう言うと意外と伝わるんですよ(笑)。ド・ロドロシテルの楽曲には、これを結構入れてます。
いっちー 見ただけで、こんなにヤバさが伝わってくるMIDIデータは初めてです。常軌を逸しているというか……。ちなみに、ほかのアーティストへ提供されている楽曲にはどんなソフト音源を使っているのでしょうか?
掟ポルシェ Ableton Liveのライブラリ音源と、KORG Collectionですね。中でもMono/Polyは1番よく使っています。あとは無料のソフト音源なんですが、TAL Software TAL-Elek7ro IIと90年代レイブ系のスタブが満載のRave Generator。これらは自分好みの音が入っているのでよく使っています。
いっちー エフェクトは内蔵エフェクト以外で何か使ってますか?
掟ポルシェ DOTEC-AUDIO DeeMax/DeeCompをよく使います。DeeMaxはレバーをあげるだけで音がつぶれずに音圧が上がって、DeeCompもプリセットを選ぶだけで用途にあわせたコンプがかけられるという、非常に素晴らしいプラグインです。あとはKORG Collectionに入っているMDE-Xも使っています。
国産のプラグイン・ブランドDOTEC-AUDIOが2018年7月までにリリースした9製品を1つにまとめたお買い得バンドル。同ブランドの製品は、サウンド設計をミュージシャンとしても活躍するフランク重虎氏、UIグラフィック・デザインを世界で活躍するメカニック・デザイナーの出雲重機が担当している。簡単な操作で最大の効果が得られるのが特長。
掟ポルシェ あとは、Ableton Liveのデモ・ソングに使われているマルチバンド・コンプレッション。デモで使われているぐらいだからきっと1番良いエフェクトなんだろうと思って、そこからまんま自分のプロジェクト・ファイルに持ってきて使ってます。パラメーターの設定もそのままで。マスター・チャンネルにEQ、マルチバンド・コンプ、DeeMaxを使って音圧を大きくするという感じで。ただ、かける順番は合っているのかどうかよくわかってないのですが(笑)
いっちー 今回の掟さんにお伺いした体験談が、“音楽をやりたいのに、楽器が弾けないからあきらめてしまっている人”にとっての、良い動機付けになってくれるといいなと思います。自分にもできそうだ、自分もやってみたいと感じてもらえればうれしいですね。
掟ポルシェ 自分の場合は、カーカスのような音楽をやらないうちは死ねないという気持ちがあり、それがパソコン・ベースになって初めてできたんです。自分がイメージする音楽をサポートしてくれるだけの環境がすごく充実していると思うんですよね。昔だったら、ギター弾けないと自分がやりたい音楽は絶対にできなかったと思うんですけど、ほぼギターが弾けない俺でもキーボードでギター・ソロが弾けますから。このAbleton LiveとGuitar-Evil Eddieによって。こんなことができる良い時代になったので、とりあえず買うだけ買ってみたらどう? って思いますね。教えてくれるいっちーさんみたいな人がいればベストですけど。
いっちー 全国の楽器店には音楽制作に精通した店員さんがたくさんいらっしゃいますので、是非デジマートでそういった楽器店を見つけて足を運んでいただきたいですね。
2018楽器フェア・リットーミュージック・ブースにて掟ポルシェ氏のトーク・セッションを開催! 今回のインタビューには収まりきらなかった掟さんの音楽制作の裏側が聴けます!さらにヤバいトークも飛び出すかも!?
出演:
掟ポルシェ(ロマンポルシェ。/ド・ロドロシテル)/いっちー(デジマートforクリエイターズ)
※イベントは無事終了しました。リットーミュージック・ブースにお越しいただきました皆様誠にありがとうございました(2018年10月22日追記)
人気声優、上坂すみれの3rdアルバム。掟ポルシェ氏作詞・作曲・編曲によるエレクトロ・パンキッシュな楽曲『チチキトク スグカエレ』を収録。
音楽系エンタメサイト「耳マン」での連載されていた「男の!ヤバすぎバイト列伝」を書籍化! 氏が10〜20代の頃にナメた姿勢で取り組んできたバイト体験を赤裸々に綴った初の自叙伝的コラム。藤井隆氏と志摩遼平(ドレスコード)氏との特別対談も収録している。サブカル界の兄貴・掟ポルシェの生き様がここに!
掟ポルシェ(Okite Porsche)
1968年北海道生。1997年、男気啓蒙ニューウェイヴバンド『ロマンポルシェ。』のVo.&説教担当としてデビューし、これまで『男は橋を使わない』他、8枚のCDをリリース。近年では、ひとり打ち込みデスメタル『ド・ロドロシテル』での音楽活動、ピッチを一切合わせないアイドル曲オンリーDJとしても活躍。また、男の曲がった価値観を力業で文章化したコラム著述業、アイドルイベント司会を手がけるほか、頼まれれば法に触れない範囲で大体のことはやる。代表的な著書『男の!ヤバすぎバイト列伝』(リットー・ミュージック刊)等。
いっちー
学生の頃から作曲やDJ活動、バンド活動などの経験を積む。某楽器販売店を経てリットーミュージックに入社。前職では楽天市場内の店長Blogを毎日10年以上更新し、2008年ブログ・オブ・ザ・イヤーを受賞。得意ジャンルはクラブ・ミュージック。日々試行錯誤中。