大好評を博しているBOSSコンパクト・ペダルのスペシャル・エディション、“技 WAZA CRAFT”シリーズ。今回、そのラインナップに新たな2機種が加わった。

　BOSSコンパクト・ペダルの長い歴史の中で、「DS-1 Distortion」に続き歴代2位のセールスを記録している「MT-2 Metal Zone」（1991年発売）。実は、BOSSで初めて2軸式ポットを採用したコンパクト・ペダルでもある。今回新たに登場した「MT-2W Metal Zone」は、その“技 WAZA CRAFT”モデルだ。スタンダード・モードは、新たにディスクリートで構成されたデュアル・ステージ・ゲイン回路により、従来のMetal Zoneが持つ中音域が特徴的なサウンドを踏襲しつつ、ピッキングに対するレスポンスを高め、より輪郭が際立ったクリアなサウンドに。また、ノイズも軽減されているため、超ハイ・ゲインな設定でも使いやすくなっている。カスタム・モードは、ナチュラルで音域が広く、より現代的なハイ・ゲイン・サウンドを提供。中低域はより自然で表情豊かに、低域はハイ・ゲインな設定でも輪郭を失わず、キレのあるトーンを実現している。ダウン・チューニングでリフを刻むのにも最適だ。さらに、ギター本体のボリュームへの追従性も高く、手元で歪みの量をコントロールすることで幅広いトーンが得られる。

MT-2W

MT-2W

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　「DC-2W Dimension C」は、現在も多くのミュージシャンに愛用されている「DC-2 Dimension C」を完璧に再現しつつ、往年の名機として知られるローランドのラック・エフェクター「SDD-320 Dimension D」のサウンドも実現。その独特かつ立体的な音像は、コーラスとは異なる技術手法によって生み出されている。シンプルな4つのモード・セレクター・ボタンは、オリジナルを継承しながらも新設計の電子式へアップグレード。2つのボタンの同時押しも可能となり、スタンダード／SDD-320のモード切り替えスイッチと組み合わせることで、計20通りものサウンド・バリエーションを実現している。スタンダード・モードは、オリジナルを再現した4つのプリセットに加え、新たにデザインされた6通りの中間音を追加。SDD-320モードは、やはりオリジナルのサウンドを細部まで忠実に再現しつつ、各プリセットの中間音4つと、オリジナル「SDD-320 Dimension D」のボタン同時押しで得られたサウンド2つも搭載している。そして入出力は、オリジナル「DC-2 Dimension C」はモノラル入力／ステレオ出力だったが、本機は入出力ともステレオ仕様（もちろんモノラルにも対応）。オーディオ・インターフェースやミキサーなど、レコーディング機材との親和性も想定した設計になっている。アコースティック・ギターやキーボード、ボーカル用のエフェクターとしても重宝すること間違いなし！

DC-2W

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