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- 2024/11/16
ワウ・ペダル
エフェクター・ファンのバイブルとして高い人気を誇る『THE EFFECTOR book』(シンコーミュージック刊)。その最新刊であるVOL.41でフィーチャーされるのはワウ・ペダルだ。 誕生から半世紀を超えたエフェクターだけに、ワウ・ペダルには大量のバリエーションが存在する。そんな中から現代の音楽シーンで活躍できるポテンシャルを備えたモデルを厳選紹介しよう。
ワウ・ペダルとはスイッチ・オンでその実力が計れるエフェクターではない。実際にフレーズと合わせたときのサウンド・ニュアンスが何よりも重要になる。音色が気に入っても、スウィープが好みに合わなけれNG、反対に変化の仕方に満足しても音色がフレーズに合致していなければ使いづらいだけ。高域の出方、低域の締まり方など、細かな好みを挙げていけば切りがない。恐らくワウ・ペダルに求める資質とは、プレイヤーの数だけあると考えて良いだろう。つまりワウ・ペダル選びには絶対的な正解がない。そこに踏み込むことは、底なし沼にダイブするのと同意なのである。
しかし、指針がないわけではない。“Clyde McCoy”を意識したビンテージ系とアイソレーターの如く強烈なフィルター特性を備えたモダン系に分けることはできる。そのどちらを必要とするかは個々のプレイヤーが持つスタイル次第にはなるが、ここではいずれかの個性を色濃く持つ現行機種の中から、THE EFFECTOR book編集部オススメのモデルを9機種チョイスしてみた。“ワウ・ペダル沼”でもがいている方はレビューを参考にしつつ、ぜひ楽器店で試奏してみてほしい。底なし沼から脱出するためのヒントはここにある!
[Specifications]
●スイッチ:ON/OFF ●端子:Input、Output ●サイズ:102mm(W)×250mm(D)×73mm(H)●電源:006P(9V 電池)/9VDC ●価格:14,000円
今やワウ・ペダルの代名詞の1つとなった“V847”は、60年代後半から現代にまで連なる由緒正しきVOXの血統を受け継ぐモデル。VOX 製ワウと言えば、かつてジミー・ペイジが60年代中盤に登場した“Gray Wah”(VOX 製ボリューム・ペダルの筐体を流用した初期型)を「Dazed AndConfused」などの名曲で使用、その後に登場した“Clyde McCoy”をエリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスが使用して名演を生んだことはあまりにも有名だ。
“V847”はそうしたモデルの後継機“V846”をベースに開発され、1993年に登場。幾度かのマイナー・チェンジを経た後、現行“V847”はアダプター給電に対応した他、入力部にはバッファを搭載。これによりオン/オフ時のポップ・ノイズが抑えられ、前後に繋ぐエフェクターとのインピーダンス・マッチングの問題が解決されている。また、現行モデルはワウの心臓部であるインダクターも新設計されたもの。90年代の個体に比べて、さらに60年代ワウのサウンドに肉迫した。チャカポコ系というよりも、リード・トーンに最適なミッド・レンジ豊かな響きを備え、噛み付くような音色はロック・ギター・サウンドの基本中の基本といった風情。効きが良いので、ペダルをゆっくり可変させるとトーン・フィルターのような効果も得られる。
[Specifications]
●スイッチ:ON/OFF ●端子:Input、Output ●サイズ:100mm(W)×250mm(D)×73mm(H)●電源:006P(9V 電池)/9VDC ●価格:20,000円(税別)
VOX製と同じくクラシック・ワウの代名詞として市場に君臨する“Cry Baby”、その歴史は1967年にまで遡ることができる。古くはジミ・ヘンドリックスやエリック・ジョンソンも愛用した“Top Logo”(回路は“Clyde McCoy”とほぼ同じ)から始まり、70年代以降はファズ・ワウなど様々なバリエーション・モデルを輩出。製造がジム・ダンロップに移った近年においても、そのラインナップはベース用、多彩なコントローラーを装備した多機能型、シグネチュア・モデルなど多岐にわたり、常に先進的なワウ・ペダルを生み出し続けるブランドとして確固たる地位を築いている。
本機は、同社がリイシューした“Fasel”インダクターの特性を活かして、よりビンテージライクなサウンドに仕上げるために基板デザインを新たに起し直したモデル(バイパス方式もトゥルー・バイパスになっている)。“GCB95”と比べてみると、確かによりビンテージ・ワウに近づいた響きに感じられ、サウンドが明瞭になっているとの印象を覚えた。スウィープもディープだ。ロー・ミッドが太いのも特徴で、クランチ設定のアンプと組み合わせるだけで、往年のロックで聞くことのできるリード・サウンドに迫ることができるだろう。とてもシンプルだが、この上なくかっこいいサウンドである。
[Specifications]
●コントロール:Output(内部)、Focus(内部) ●スイッチ:ON/OFF、Mid(内部)、Matrix(内部) ●端子:Input、Output ●サイズ:100 mm(W)×250mm(D)×73 mm(H) ●電源:006P(9V電池)/9-18VDC ●価格:opne price
外観からもかなりのこだわりが窺われるワウ・ペダル。モデル名からも分かるように、1960年代に登場したイタリアン・ビンテージ・ワウを意識して設計されたものだ。そのこだわりは、“Halo”タイプのインダクターがカスタムメイドされていることに象徴される。このインダクターならではのギャップ感や喰いつき感、スムーズなスウィープを狙っているのだろう。とはいえ、ビンテージをまるごとをクローンしたわけではない。あくまで音色に関する主要部分だけをサンプリングしたイメージだ。例えばポットにジム・ダンロップの“Hot Potz II”を採用するなど、あくまで独自の解釈でビンテージ・サウンドの抽出を試みたことが窺われる。サウンド面で特筆すべきは、低域の豊かさ、そして艶のある音色。煌びやかな響き(これはぜひ楽器店の店頭で実際に音を出して体感して欲しい)は、ビンテージでは決して得られない個性で、特にクリーン・サウンドで存在感を発揮する。低域は内部トリマーによる調節が可能で、スッキリとしたビンテージ系サウンドはもちろん、ハイ・ゲインで威力を生むかなり強烈なフィルター効果へチューニングすることも可能だ。さらに内部のDIP スイッチで8通りの音色を切り替えられる多彩さを備えるが、どの音色も根底にビンテージ・ワウのエッセンスをしっかり存在させている点が素晴らしい。
[Specifications]
●コントロール:Buffer Trim ●スイッチ:ON/OFF、Buffer ON/OFF(内部) ●端子:Input、Output ●サイズ:102mm(W)×250mm(D)×80mm(H)●電源:006P(9V電池)/9VDC ●価格:open price
ビンテージ・テイスト溢れるワウの製作で知られ、そのクオリティに定評のあるエリア51のラインナップ。本機では、由緒正しきビンテージ・ワウのレプリカ回路にバッファを組み込み、モダンな使い勝手を併せ持たせてある。通常、ビンテージ・タイプのワウの後段に入力インピーダンスの低いファズ(“Fuzz Face”など)を接続すると、両方をオンにした際に適切な効果が得られない現象が生じてしまう。これを解消するには、ワウとファズの間にインピーダンスを安定させるユニットを接続する必要があるのだが、本機はワウをオンにしたときにだけ信号がワウ・サーキット後段に配置されたバッファを通過する仕組みを施すことで、その問題に対処。つまりワウがオフの場合はトゥルー・パイパス信号が、オンになったときはロー・インピーダンス化された信号が出力されるというわけだ。また、内蔵バッファにはトリマーが用意されているので、ワウとファズを両方オンにした状態で微調整を施せば、最適な相性を探ることもできる。ワウ・サウンド自体は、“ClydeMcCoy”系のビンテージ風サウンドをベースに、トップ・エンドとロー・エンドに余裕を持たせたチューニング。音色を細かくワウワウさせる以外に、広いレンジを活かしてゆったりとしたスウィープを楽しむのも良いだろう。
[Specifications]
●スイッチ:ON/OFF、Vintage/Rich ●端子:Input、Output ●サイズ:80mm(W)×192mm(D)×58mm(H) ●電源:006P(9V 電池)/9VDC ●価格:open price
BOSSエフェクターのイメージと言えば、製品側からの押し付けが少なく、プレイヤーの個性に寄り添う柔軟性を持ち、カバーする音色が幅広いこと。本機からもそういった印象を抱いた。滑らかなスウィープを備え、非常に音楽的な音色は、ビンテージ・テイストはもちろん、今までのワウでは得られなかった新しい響きも追求したもの。万人が抱く「ワウ・ペダルへのイメージ」を超えるべく、さらなる進化を遂げている。オーセンティックなワウをベースにした“VINTAGE”モード、これまでになかったロー・エンドを充分に維持した響きが得られる“RICH”モード、いずれも弾き手の個性が活きるチューニングで、エグいサウンドも歌を邪魔しない滑らかな効果も操ることができる真にバーサタイルな個性を備える。フルアナログ回路でありながら、極めてロー・ノイズな特性も特筆しておきたいポイントだ。また、筐体はペダルボード内に設置しやすい小型サイズ。ペダルの動きも実にスムーズで、同社のエクスプレッション/ボリューム・ペダルと同様、踏み心地の調整が簡単にできる仕組み、オン/オフが一目でわかるようにLEDインジケーターがペダルの両面についているのも有り難い。音色、操作性ともに、誰もがBOSSに抱くイメージを裏切らない高い完成度を備えたモデルと言っていいだろう。
[Specifications]
●コントロール:Depth ●スイッチ:ON/OFF、Frequency Range(GTR/Bass) ●端子:Input、Output、Dry Out ●サイズ:87mm(W)×202mm(D)×82mm(H)●電源:006P(9V電池)/9VDC ●価格:13,500円(税別)
ジョン・フルシアンテの愛用により、本機のオリジナルはプレミア価格が付くほど高騰したが、実はジョンの使用が広まる以前から熱心なファンの多いモデルであった。その理由は、ワウ=重いというイメージを覆す携行性に優れた軽量設計も挙げられるが、何よりもそのサウンドに求められる。パラメトリックEQを操作しているような滑らかな音色変化を活かし、可変レンジ・ブースターのように扱うことが可能で、このかかり方を一度味わうと手放せなくなるのだ。また、機能面でもよく練られた仕様が実装されている。“DEPTH”コントローラーは、浅めのワウ効果からミッドにピークを持ったビンテージ・スタイルのワウ・サウンド、さらに少し歪んだキャラクターまでを得ることができる幅広さが素晴らしい。ギター/ベースの切り替えスイッチは、ワウ・サウンドの中心周波数をシフトして、ベースのならず多弦ギターやダウン・チューニングを施したギターにも対応する。“DRYOUT”の装備も実用的だ。これはパラレル・アウトだが、信号がバッファを介して出力されるため、チューナーを繋ぐ以外にスプリッターとして機能させることも可能。ノーマル・アウトはクリーン・サウンドのアンプへ、ドライ・アウトは歪んだアンプへ繋いだりと、新しいサウンドメイクのアイデアを喚起してくれる。
[Specifications]
●コントロール:Output(内部)、Focus(内部) ●スイッチ:ON/OFF、Mid(内部)、Matrix(内部) ●端子:Input、Output ●サイズ:100 mm(W)×250mm(D)×73 mm(H) ●電源:006P(9V電池)/9-18VDC ●価格:opne price
あのエレハモが作ったワウ・ペダルとなれば、大いに期待してしまうのは、同社製品の多くが規格外の個性を備えることが理由だが、本機は意外にも「普通のワウ・ペダル」。とはいえ、やはり随所にエレハモ的発想が溢れている。まずは軽さ。一般的なワウ・ペダルと同サイズでありながら、重量は半分以下(約750グラム)。「昔からワウ・ペダルはこの形でこの重さ」となんとなく決めてかかっている我々のような凡人に対し、「持ち運ぶなら軽いほうが有利だろう?」とオリジナル筐体を製造してしまう同社に、プレイヤーはもっと敬意を払うべきだろう。加えて、ペダル部分の動きが非常に滑らかで、驚くほどスムーズ。高速可変すら可能なので、普通のワウではなし得ないフレージング—— 例えばディレイの後ろに配置して高速で動かせば、一般的なワウでは得られないトリッキーな効果を作ることも可能だ。サウンドの基本こそ一般的なワウの領域から逸脱するものではないが、インダクター非搭載型回路を採用しているので、ビンテージ系ワウ特有のギャップ感が少ない。そのせいか、中音域はあっさりした味付けで、低音域はスッキリと締まり、高音域はシャープでありながら耳あたりが良い。その特性が非常に心地好く、ある意味パラメトリックEQを操作しているかのような使用感を覚えた。使えば使うほどクセになるワウ・ペダルだ。
[Specifications]
●コントロール:Bias、Wah-Q、Treble、Bass、Input Gain(内部)●スイッチ:ON/OFF、Dip SW(内部)●端子:Input、Output ●サイズ:100mm(W)×210mm(D)×67mm(H)●電源006P(9V電池)/9VDC ●価格:35,000円(税別)
まずは踏み心地や操作感から非常に高いクオリティが伝わってくる。「基本の音」の完成度が高く、多数のコントローラーを装備した多機能型でありながら、器用貧乏な扱いづらさも皆無だ。ボディ・サイドには“BIAS”、“WAH-Q”、“TREBLE”、“BASS”という4つのコントローラーを搭載。それらをセンター位置にセットすれば、1968年頃の“Clyde McCoy”を想起させる音色が得られる。これだけでも充分に良い音なのだが、そこからコントローラーを少し調整するだけで、より自分好みの響きにアジャストすることが可能だ。さらにもっと細かく音色を追求したければ、内部に搭載されたスイッチ類にアクセスしよう。DIPスイッチとミニ・コントローラーを組み合わせることにより、様々な微調整が可能になっている。ここでは爪先側におけるトレブル成分の量、インプット・ゲインの増減、ワウがかかる周波数範囲などを設定することができ、簡単に自分の好みに合致した音色へのチューニングが施せる。この利便性の高さは驚異的だ。また、筐体の形状も洗練されている。昔ながらのワウと同じ踏み心地をキープしながら、ペダルボードにフィットするサイズに仕上げられている点が素晴らしい。この大きさならエフェクターを大量に載せたペダルボードにもスッキリ収納することができるはずだ。
[Specifications]
●コントロール:Volume、6 Band EQ(100Hz、200Hz、400Hz、800Hz、1.6KHz、3.2KHz)●スイッチ:ON/OFF、Q Adjust ●端子:Input、Output●電源:006P(9V電池)/ 9VDC ●サイズ:100mm(W)×250mm(D)×75mm(H) ●価格:38,000円(税別)
ビンテージ・ワウの音色は、ヒューマン・ボイス──すなわち人間の声に喩えられるが、この“JP95”はそうしたクラシックなサウンドとは全く異なるモダンなワウ・サウンドの楽しみ方を提示してくれる。シグネチュア・モデルならではの個性的なサウンド・チューニングが施されていて、巨人の咆哮の如き深いスウィープとワイド・レンジでスムーズなワウ効果が特徴だ。踵側から爪先側に向けてペダルを徐々に踏み込み、ピーク周波数をゆっくり移行させていくと、超低音域からかなりピーキーな高音域にまでサウンドが滑らかに変化することが分かる。これはクラシック・ロックにおける「ワウワウ効果」とは異質な響きで、かかりの強いフィルター・エフェクトを操作しているような感覚を抱いた。エンベロープ・フィルターに近い響きと言えるかもしれない。一般的なワウ・ペダルでは絶対に得られないこの独特な音色は、ワウにフィルター・エフェクト的な鋭い効果を求める人なら絶対に要チェックだ。さらに本機は、ユーザーが積極的に音を作り込むことを可能にするコントローラーを筐体内部に装備。Qの設定や音量はおろか、6バンドのイコライザーを搭載しているので、ワウ回路をモディファイするような感覚で好みのサウンドにエディットすることができる。
もうドロ沼ですよ。ワウ・ペダルにハマりまくった結果、底なし沼にどっぷり沈み込んでしまい、頭頂部だけがわずかに水面から顔をのぞかせている状態。50歳を目前にして、テッペンが薄ら禿げかかってきているのがバレバレという有様です。ホント情けない(泣)。
ワウ・ペダルってのは実に中毒性の強い機器でして、ステージが高まるに連れて解毒コストも加速度的に上昇していくんだとか。一般的な現行モデルを複数台購入(2万円程度)→リプレイスメント・パーツを買って自分で基板を組み始める(3~7万円程度)→高価なビンテージを探しまくる(10~30万円程度)、という流れで進行するのが常らしいですね。井戸沼室長なんかは第3段階まで突入していて、すでに保険適用外。いわゆる末期患者です(禁断症状がすごいらしく、いびきがワウワウ鳴るそうです)。それに比べればまだマシですが、第2段階の私はインダクターを多数、ポットを数十個、NOSキャパシターとトランジスターを思い付く限り手に入れ、抵抗器はいちいち計測し、配線はビンテージ線で……という状態。パーツを大量に買い続けたせいでカードの支払に追われていたりします。しかも、そこまでコストをかけたにもかかわらず、満足する音色に仕上げることが全くかなわず、恐らく近いうちに第3段階へ落ちていくであろうことは必至。ビンテージの“Clyde McCoy Picture Wah”をデジマート検索しながら嫁への言い分けに悩む日がやってきそうです(泣)。
そんなこんなで、みなさんにはワウ・ペダルとは無縁の世界を生きてほしいと切に願います。ワウをつなぐとギターが格段に弾きやすくなり、フレーズさばきが達者になったように感じられ、内なるエモーションを存分に発揮できるようになる──確かにそれは事実です。ホーンのごとく金属質な響きがフレーズにエロティックな艶を加味するのも間違いありません。そしてそれらが脳内麻薬の分泌を盛んに促し、弾き手にえも言われぬ恍惚(こうこつ)をもたらすのも本当の話。しかしそんな素晴らしい効能が得られる機器であるからこそ、リスクも強大。一度ハマったら最後、永遠にギターを弾き続けたくなってたまらなくなるという世にも恐ろしい症状にさいなまれることになるのです。それこそ井戸沼室長のように(笑)。だからこそ、もっと気持ちよい音色でギターを奏でたいと願っている人以外、ワウ・ペダルに手を出すのだけは絶対に避けておいた方がいいと思いますよ!(下総淳哉/THE EFFECTOR book)
本記事はシンコーミュージック刊『THE EFFECTOR book VOL.41 CLYDE WAH-WAH AUTUMN 2018 ISSUE』での特集企画「“現行最新ワウ・ペダル”試奏分析〜Current Wah Pedal Analysis」を転載したものです。各機種内部のポットと基板の写真も掲載されています。さらにデジマートでもおなじみの井戸沼尚也氏によるビンテージ・ワウ・ペダル×11台分析や、ワウ・ペダルの動作原理についての考察、ワウの開発者ブラッド・ブランケット氏へのインタビュー、実践的なワウ・ペダルの使用方法、そして老舗メーカーMORLEYの大特集など、ワウ・ペダルを多角的に再考するには最適な1冊となっています。また生形真一氏と石毛輝氏のインタビューも大変興味深い内容です。本記事とあわせてぜひご一読ください!
項数:112P
定価:1,620円(税込)
問い合わせ:シンコーミュージック
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